「かけ過ぎたスパイス」
良い喩えですね!!
これらって基本的に出来ているのかどうか、というのとは別にその物語に合っているのかどうかもありますよねぇ。
自分が出来ているのか、そしてそれが物語に合っているのか。
①は大丈夫だと思いたい。
②は若干怪しい。時間をかけて描けば大丈夫だと思うけど、突貫作業をするとブレやすい。
③も同じく、じっくりやれば大丈夫だと思う。突貫すれば粗が出やすい。
②と③は読み返し、通し読みでバランス調整と違和感があるかどうかのチェックが必要になるので、どうしても時間が取られてしまう。
書いた直後や疲れていると精度が落ちてしまうから、湯水のように使える時間が欲しいですね!
そしてこれら全て書き手都合なので、読み手からすれば「仕上がってからあげなさいよ」っていうオチ。
作者からの返信
そうですね。
今回は読んでいて読み難いと感じたことを書きましたが、
書く側から見るとなると事情はまた変わるでしょうね。
物語や自身とのマッチングはある意味、編集者目線な視点な気がしますしね。
そういったものも念頭に置かないとならないと考えると……難しい。
概ね同意見です。安易な文章にすれば読みやすい訳じゃない。視点の固定は大事だし、作者の思想はしっかりとキャラの個性と融合させなくてはならない。構成に沿った過不足ない説明。考えた設定の内、作中に出せるのは数割りと考えるべきだと。
作者からの返信
今回のレビューを通して感じた読み難さをまとめた感じになります。
そうですね。
場に出せる手札は限られているのだって考えは大事だと思います。
(私もまだまだ詰めが甘いよなぁ、と感じました。)
であれば、視点の変更などそうするものではない。
するにしたって基本リスクがバカデカい博打と心得ていないとならないなと思いました。
読者は気持ち良く漬かっていた室内風呂から、
断りもなく、引っ張り出され、作者の勧める、
露天風呂へ行けといわれるような気分だろうなと感じました。
そりゃ気持ち離れますよ。
露天風呂から何が観えるというのでしょうか?
ちゃんと、冷えた分以上の温みが得られるのでしょうか?
そうまでした作者の行いに大義はあるのか?
全てにイエス!と言えないなら、室内風呂で出来ることをやった方が良い。出来ることはまだまだあるはずだと、私はそう思います。
大博打も否定はしませんが。
③はできてるはず……②もそこまで酷くないはず……①はお察しの私です。
作者からの返信
漢字や特殊なワードはさじ加減ひとつですよ!
重厚感が生まれますしそれをブチかました時の痺れるような響き!
そしてなによりカッコイイ!!
扱い切れれば堅牢な鎧となりますし、そうでなければデッドウェイトです。
気になるのは、そういうワードを『燃料だと思って使ってるんじゃないの?』って作品ですね。
作者さんの気持ちが燃えるのは大事。
でも、装飾品のようにゴテゴテ盛った言葉の世界を振り回すのは誰なんだ? その重さに負けてないか? ってトコなんですよ。
そこをね、
負けるわけがない!
振り回せ! 誰より速く! 重く!
ぶつかり合う度、弾け飛ばしたものなど燃やしてより鋭く! 深く!
とキバリで魅せてくれる作品はそれで良いものなのです。
①は、古代ローマ物をよく書いているので、どうしても固有の名詞などがでてきてしまいますね。できるだけ説明を入れたり、ルビを振るようにしていますが、読みづらさの一因だろうなあ、と思います。
②は、最近は「その章では誰に視点を固定して書くか?」を意識しているので、あまりしていないと信じたい、です。
逆に、三人称を長い間書いていないので、書けるか不安です(汗)
③これは、ふつうのシーンでも、時に情報が足りていないのかなあ、と反省します。さらに苦手な戦闘シーンになると、途端にダメダメさが急上昇します(><)
……あなたの文章、読みやすいか読みにくいか判定します、みたいな自主企画をしたら、反響がすごそうですね(笑)
作者からの返信
①は地の文や会話で何となくでも分からせてあげた上で注釈があると読み物として面白いと思いますよ。
「ああ、『さすまた』ってなんか槍みたいな感じに持ってんのかな?」
程度に理解できていれば、直接その物を知らなくても、さすまたを持ち歩く場面を想像しやすくなると思います。
③は私も加減が掴めないです!
読みにくさ検定かぁ……。
人気は博すでしょうが、大変そうだ。