応援コメント

第22話 重なる手」への応援コメント

  • 答えあわせに味をしめてたくさんコメントしちゃっております…すみません。

    何度読み返しても、なぜジークがレーナが婚約破棄を言い出すと思っていたのかわからなくて考えていたのですが、鐘の塔での事件から、1.フォルトにレーナを巻き込むなといわれたため、2.単純にジークとレーナが顔を全く会わさないため(互いに時間差で図書館こもる=避けられてると思ってる?)3.レーナに情がわいて、クライスト領のために差し出すことが辛くなってきた、4.それ以外
    どれか当たってますでしょうか…
    そして、ここからのジークは年相応の男の子にみえますね。少し切ない…

    作者からの返信

    答えは3番です。
    レーナの顔をそもそも覚えなかった理由は、覚えればレーナに情が移るからなのです。
    情が移れば、領のために差し出せなくなるから。
    だから、間違っても、自分から婚約破棄を言いださないためにもレーナと親しくなりたくなかった。

    なんでそんなひどい態度をとっていたかというと、ジークが本当は優しいから。
    レーナの顔を覚えてないのは、レーナに興味がなかったからではなくて、レーナに情がわくと公爵家の嫡男として困るから。だから、公爵家の嫡男として振舞うためにも情がわかないようにレーナの顔を覚えないようにジークは努力したのです。

    ところが、状況が変わった。レーナと親しくなって、友達といえるほどの関わりをするようになったら、ジークはレーナに案の定情がわいて、自分が一生領地で飼い殺しになることを知ってても代わりの命として差し出せなくなった。
    これまでのことから、レーナのほうから婚約を破棄してくるだろうとジークは推測した。これから自分に起こることを受け入れないといけない。レーナを自由にしないといけないって気持ちがせめぎ合って。
    感情が乱れて、自身の膨大な魔力を制御できなくなったから、雪がふったのです。
    公爵家の嫡男の仮面が外れて、年相応の男の子になったんだと思います。殺せない、差し出せないと。


    編集済
  • どっちなのー?( ̄▽ ̄;)甘いの?怖いの?
    気になる(;´_ゝ`)

    作者からの返信

    ずばり、救いを求めるほう?でしょうか。
    今回のお話で一番書きたかったシーンのためもたもた直したり、見直したりで更新遅れております(´・ェ・`)