タカヒロの家へ 2
タカヒロは私を居間のソファーに座らせると、自室を片付けてくるからここで待っててくれと言い残して姿を消した。
特にすることがない私は居間を見渡して待つことにした。
実乃果 『ここがタカヒロが育った場所かぁ。
ちゃんと整理整頓されてて綺麗な家だなぁ。』
と感心をしていると、この家の雰囲気にちょっと似つかわしくない物を発見した。
それは全長40cmもあるアザラシの縫いぐるみで、私の座っているソファーの逆の端に寝そべっていた。
やばばッ!
か、可愛すぎる!
なぜこんな乙女チックな物がタカヒロの家にあるのだ!?
これは私にムギュー!ってしてもらいたいと言わんばかりにそこにおるではないかぁ(≧ ∀ ≦) ♪
私は衝動に
高い高いもしたww
つ、ついでに匂いも嗅ぎまくったwwwww
もちろんムギューッ!のムギュギューーッ!!てしまくったwww
アザラシさんよ、君も雑巾のようにクタクタになる運命だったんだね (* ´ ω ` )フォッフォッフォッ
と ひとりで
私は慌ててアザラシを膝の上に戻し、軽く撫でいましたよぉ♪といった仕草にシフトチェンジした。
タカヒロ 「ん? 妹のアザラシが気に入ったのか?(^ ^) 」
実乃果 「あ、うん、可愛いよねぇ(^O^)
気に入ったぁ♪ 」
…て、うぉいッ!
妹さんのだったんかーい!ズコーッ c⌒っ.ω.)っ
めっさ匂い嗅いじゃったしw
つーかタカヒロが買わない事くらい気づけよ(´ Д`;)
と焦るも、気に入ってしまったことには変わりないので そのままタカヒロの部屋に連れていくことにした。
一軒家の2階部分にタカヒロの部屋はあった。
私はついに念願のタカヒロの部屋へと侵入することができた。
失礼致しやすよー♪ヘ(゚∀゚ヘ)))ヘッヘッヘー
と、まるで
タカヒロの部屋は8畳ほどのフローリングに
家具の配置は入り口から左回りに、窓の下にベッドがあり、デスクの上にパソコン、その横には70cmほどの高さのタンスの上にCDコンポとテレビが並んで置いてあり、そこから少し離れた入り口付近にガラス張りのテーブルがあった。
それらはイケメン・タカヒロらしいセンスの光る家具と配置だった。
がしかし部屋の隅には先ほど片付けたであろう本や資料、CDやDVDが積み重なって置いてあった。
ガラス張りのテーブルの上も、写真や請求書などが無造作に置かれてあってガラス面がほとんど見えないくらいに埋め尽くされていた。
お世辞でもそこは綺麗にしたとは言えませんなぁ(^ ^;
タカヒロは部屋に入るなり右足を重心に、気だるそうな手つきで自分のお気に入りの洋楽を掛けた。
その気だるそうな感じはいつものことなので全く気にはならない。
むしろタカヒロ王子のエロスをかもし出すので大いにやってくれていいんです(*´ω`*)♪
するとタカヒロはパソコンの前のイスに座りそれを立ち上げ、マウスを動かしながら大学でやっている授業の話を聞かせてくれた。
私は横で立ちながら ちょろっと質問をすると、10倍返しの勢いでタカヒロは話をしてくれた。
それに対して相づちを打ちつつもタカヒロの横顔を見つめた。
はぁ、あの
またもこんな間近で時間を共有できるだなんて嬉しすぎますぅ♪
しかもタカヒロ王子の宮殿に招かれ、こんなにも王子の匂いに包み込まれている私はこの上なく幸せ者でございますぅ(*´ω`*)
実は満喫しすぎちゃって王子のタメになる話の1割すら頭に入ってきてないんですが★
こんな私は
タカヒロ王子、ホントにすみませーん!( ´ Д ` ;)
とイケメン・タカヒロの話をよそに天国と地獄の
そーいえばテーブルの上に写真があったっけか?
これは是非とも見たい代物じゃぁございませんかぁ!!
と思い出した私は、タカヒロの話の切りがいいところでそれを見てみたいとせがんだ。
タカヒロ 「いいけど大して面白くはないぞ。」
いえいえ、面白みは求めていないというか、タカヒロの過去を少しでも知れたらいいなぁというだけなんですがぁ(^ - ^;
と思いつつも有り難く拝見した。
5枚ほどあった写真の中身は男女7人くらいで写っている成人式のときの物と、飲み会のときに撮ったであろう物があった。
もちろんそこにはタカヒロも写っている。
それらは私とタカヒロが出会う2年半前の物なのだけれど、写真の中のタカヒロは全く色気を感じさせないほど普通の男の子だった。
こ、この人は2年半でどんだけエロスを磨いてきたんだぁ?www
つーかどんな経験をしたらそんな風に仕上がるんですかぁ?(^_^;)
と、かなりツッコミどころが満載だった。
そうこうしている内に眠くなってきたのか
タカヒロ 「明日もあるし そろそろ寝るぞ。」
とタイムオーバーの知らせがやってきた。
『もう寝ちゃうのかぁ。もっとタカヒロと話をしてたかったなぁ。』と思いつつも、タカヒロに従順な私はそれに賛同した。
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