第73話 計画
こちらはへいげん…カズ達はゲンブを倒していた
「ちょっと待てええええ!3話も主人公不在で出たと思ったらこれかよ!ちゃんとゲンブとの戦いを書きやがれ!」
「いや3話も四神対決書いてたらそれは終わりますって時間的に」
「そこは同時進行みたいな感じで書けよ!」
「まぁまぁ落ち着いてくださいよこれから出番増えますから」
「チッ…しょうがねえな…」
「ゲンブもやられましたか…どうやらこの計画は失敗のようですね」
「あとはゲンブが目を覚ますのを待つだけだな」
「中々手強かったな」
「早くお昼寝したいなー」
3人はそんな事を話していたが…
「……!」
ヘラジカとライオンが震え始めた…
「どうした?お前ら」
カズが2人に問いかける…すると
「やれやれ…四神を使いパークを崩す計画が潰れましたか…」
今回の黒幕がへいげんに来ていた
「お前は!」
「君たちはよくやりましたよことごとく私の計画を崩して行きます」
カズは木刀を構える
「おや?怯えていないのは君だけですか」
「別に怯えてるわけじゃない…ライオンはどうなのか知らんがな」
「私も怯えてるわけじゃないけど…」
その頃山では
「アイツには勝てない…野生の勘がそう告げた…」
ヒグマが語る
「なるほどのぉ…最強生物ヒグマでさえ戦う前から勝てないと気付かせるとは…どうやら敵はパーク史上最大の危機らしい」
すると
「…ここは…」
スザクが目を覚ます
「よぉスザク目を覚ましたか」
「コウリュウ様!なぜここに!」
「あと3人が来るまで話しておくかのぉ…」
場面は再びへいげんへ
「はあああああああああ!」
「でやああああああああ!」
「うおおおおおおおおお!」
3人は黒幕と戦っていたが…
「どうしました?この程度ですか」
圧倒されていた…
「ヒグマ達よりは楽しめますがまだまだですね」
「ほざきやがれ…」
「このまま終わってはつまらないですからね…私の石はここにありますよ?」
そう言って人間の心臓に当たる部分を指差した
「てめー…ふざけてんのか?」
「ふざけてるわけではありませんよ、さあ早く私の石を砕いてみてください」
「わしは一体なにを…」
ゲンブが目を覚ます
「どうやらゲンブが目覚めたようですね」
「よぉゲンブ目覚めたところ悪いが早く山に行ってフィルター貼り直してくれるか?」
「そなたは…トモカズか!なぜここに…」
「話はいいから周りを見てみろサンドスターロウだらけだぜ」
「なるほど…分かったすぐに行こう」
ゲンブは走り出した
「良かったのですか?彼女が加われば石を砕きやすくなったのでは?」
「てめーこそ良かったのか?フィルター貼り直されたら計画全部パーだぜ」
「ふっ…貼り直されても君たちを始末してから再び壊せばいいだけですからね」
「随分余裕じゃねーか」
「君では私の石を砕けませんからね」
それを聞いたカズは…少し笑い
「俺が無理なら…俺たちならどうだ?」
「一体なにを…」
するとライオンとヘラジカが動きを封じる
「なるほど…2人で動きを封じその間に石を砕く作戦でしたか」
「石は…ここだったな…」
カズは木刀から刀に持ち替え…心臓の辺りを斬った…
グシャァ…血が飛び散り…倒れた
「セルリアンなのに血が出るとはな…また寄生型だったら…」
「その心配はありませんよ?」
「なっ…!」
セルリアンがカズの後ろに立っていた…
「どうでした?一時とはいえ黒幕を倒した気分は」
「な…なんで…」
「やられたふりですよ」
「うおおおおおおおおお!」
ライオンがセルリアンの心臓を切り裂いた…しかし
シュウウウウウウウ… 傷が一瞬で治っていく…
「言ったでしょう君じゃ私の石は砕けない」
セルリアンはそう言うと自分の心臓に手を突き刺し…石を取り出した
「ほら石はここにありますよ?」
「おいおい…石を分離していいのかよ…」
「えぇ大丈夫ですよ?何故なら」
セルリアンは手にした石を…自らの手で砕いた…すると
「嘘…だろ…」
石は手の中で再生していく
「わかりましたか?君では私の石は砕けない…」
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