God of the Earth

y-う

プロローグ

2050年

地球――人口爆発、環境問題、核実験などにより、人々は住めなくなってしまう。

人間は生き残るため、T.O(仮想世界への入口)を開発し、地球を去り、どこか別の惑星へと移住することに決めた。T.Oはそれほど大きい装置ではない。USBのようなものだ。人々はその装置に意識をデータ化し、仮想世界へ入る。しかし、問題点もある。自分の身体を捨てなければならない。そこでAIを使う。

T.Oを宇宙船にのせ、宇宙を旅している間に、AIが地球のような惑星を探す。見つけ次第、選ばれた数名のデータをAIに転送し、機械として、その惑星で新たに人型機械を作り、どんどんデータを転送していく。

それが"space project"だった。



しかし、うまくはいかなかった。

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