第8話 ピリオド…東京に到着
高速を降りて一般道を走っていた。
「かすみさん どこのホテル?
近くまで送っていくよ♪」
「ありがとう。あそこに見えるホテルなんだけど反対側だから
もう少し先でおろしてもらえる?」
「了解♪」
「
とても嬉しかったよ♪
それから…
責めないであげてね。」
「かすみ…優しいな…」
「ほんまや…。あっ…そこでいい?」
「いいよ♪」
車を左側に寄せハザードをつけて
停車した。
「本当にありがとう。
それじゃ気をつけて」
「かすみさんも気をつけてな♪」
「気をつけるんやで。かすみ♪」
車を降りて
見送った。
その後、ホテルにはいりフロントで
鍵をもらい部屋に向かって
鍵をあけソファーにもたれて
スマホを取り出し実家に電話した。
プルルルル…プルル…
「かすみか。どうした?」
5歳上の兄が電話に出た。
「
帰ってたの?」
「今日は早く終わったから。
それより 何かあったか?」
「実は…
離婚届けに記入した。」
「ほんとか?」
「結婚して2ヶ月の時の浮気相手と
一緒で妊娠したから
離婚してくれだって。」
「あの時の女か…よく今まで
「自分でもそう思う。お兄ちゃんからお父さんとお母さんと
「おう!言っておくよ。じゃあ。」
「じゃね。」
電話を切った。
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