第10話 山田とジョコプター
張遼と言えば、合肥の戦いで800人の手勢だけで10万を称する呉を撃退したリアル三國無双をやってしまった魏の名将。
後に魏の五大将軍筆頭に名を連ねる彼は三國無双シリーズでの空耳から「山田」と呼ばれています。僕が初めて買った無双シリーズは5ですから無双乱舞が「山田だぁぁ!」に聞こえなくもないです。
ただ、張遼はあまり使ってなかったのではじめのうちは山田と聞こえませんでした。
聞こえるようになったのは無双オロチをやり始めた頃からです。
購入当時、三国志初心者で親蜀アンチ魏派だった僕はまだ張遼という人物が「演義より史実の方が化け物」ということを知らなかったのです。
当時から好きだったのは同じく五大将軍の一人、徐晃。
5ではコンパチ武器の戟だったのでジョコプターはできませんでしたが、オロチでの空中技が本当にタケコプターのようにくるくる回るのは見てて楽しかったです。
史実でも勇将として知られていて、統率に優れた徐晃の部隊は戦に出れば負けなしだったと言われています。
しかし、どちらも関羽と親交が深いという共通点があるのに『演義』では待遇が全然違います。
徐晃はやや短気な面が目立ち、許褚と喧嘩をする、王平を裏切らせる原因を作ってしまったりと問題行動が目立ちます。
そして最期は孟達に射殺されるというあっけない死に方。なんで孟達なんだろう・・・。
逆に張遼は曹丕を守って受けた矢傷が元で死ぬという割とカッコいい死に様。
二人とも史実では病死しているとはいえ、この待遇の差はなんだ!徐晃にもスポット当ててくれ!
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