異世界薄翅蜉蝣

・顔


黒を基調とした半透明な体、角はくっきりと見えるがそれ以外はほぼ透けていて、全体としてポリゴンめいている。

細身で人間の女と虫とを合わせたような顔をしている。


・体格


180cm 体重不明

折れそうなほど細い手足、体は辛うじて女性らしいフォルムだが、生物ぽくはない。

背中には半透明な虫の翅が生えている。

手の指も細いが付け根の外側に突起があり、握った拳は力強い。


・服装


器としてエルフの体を与えられている。この器の周囲約2m以内なら自由に飛び回れる。

器は短く切りそろえた白い髪に白い肌、緑色の瞳を持つ美少女。ただしその耳は半ばで千切れている。無表情、を通り越して魂が抜けているように見える。

更に服装として白色のワンピースを着ている。

普段は器の中に潜んでおり、戦闘時や能力発動時は独特のポーズと共に実体化する。


・経歴


異世界戦闘実験で敗北しておきながらうっかりと生き残ってしまった少女を、ただ殺処分するぐらいならと、中身を全部出した後、新しいのを詰め込んだ。

本隊である半透明な方は魂を物体化したもので、魔法よりも霊的な存在だが、開発責任者がかなりのマッドネスであり、不確定な部分が多い。

戦闘実験に投入するのは完全にコントロールできていることの証明と同時に抹殺できる確証を得るためでもある。


・性格


完全に命令通りに動く人形、自我は消滅している、との説明だが、時折見せる感情のある表情から、完全には信用されていない。

戦闘に関しては容赦ないが、一方で身を守るために策を講じるなど、思考力は衰えていない。。


・能力


細身の体からは想像できないパワーとスピードがあり、目にも留まらない速度でのラッシュは、実験会場の外壁を物理的に突破する。また反応速度もずば抜けていて、至近距離からのマシンガンの斉射を拳のラッシュだけで払いのけた記録がある。

本隊と器とはリンクしており、片方が傷つけばもう片方も同様のダメージを受ける。

能力名不明、殴った対象に窒素を集める。集めるだけで細かな操作ができるわけではない。強い能力ではないが応用力でカバーしている。

基本は地面を殴って大気の壁を作り、光を屈折させて幻を作る。同様のことを握った拳でも可能だが、どちらも発揮するまでそれなりに時間がかかる。

また相手の顔面を殴ることで吸い込む空気を窒素に限定させて窒息を狙うこともある。

その他、生物に殴れば細胞に含まれている窒素も集めるため、ぼろりと壊死させることができる。


・口癖


ウラウラ


大変危険























捕捉、各種実験を承認したのは前社長のオルガノ・ハナダ名義になっている。

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