異世界蛤

・体格


8cm 10g

白地に茶色い模様の二枚貝。身は白い。

性別不明。


・経歴


異世界にて、接待用に持ち込んだ食材のハマグリが発端と推定される。

それを用いた酒蒸しが王族に大変気に入られ、紙幣印刷の入札を勝ち取ることができた。

その後、カンパニー主導による経済商品とそれに伴うバブルと、それの崩壊による紙幣の過剰供給でハイパーインフレーションに陥った国の買収に成功する。

その過程で、王族が魔術によりハマグリのクローンの研究を進めていたことが発覚、商標権をタテに、それらも頂いた。

食べ残しからのクローンだからか、純粋なハマグリではなく、加えて魔力の影響で能力を会得している。

量産するにはコストがかかるが、味は良い。なのでそのコスト軽減のために実験を行う。


・性格


貝なので何を考えているかわからない。


・能力


蜃気楼、通常の呼吸と同時に高濃度のアルコールを吐き出す。これは水に溶けやすく、また空気にも混ざりやすい。味も香りも最高のスープのように美味だが酔いが回りやすく、五分も吸い込めば酩酊状態に陥る。

また空気と混ざった状態だと発火しやすく、迂闊に銃器火薬を用いると過剰爆発での暴発で自滅する。

貝なので自力での動きは制限があり、実験中は陸上にあげられているため、ほっとけば干からびる。

殻は硬い。


危険。

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