異世界駝鳥

・顔


白色の頭皮、黄色い嘴、長い首、頭は小さい。大きな鼻から鼻水を垂らしていて汚らしく、間抜けに見えそうな顔だが、大きな目に力があり、威圧感を漂わせている。メス。


・体格


229cm 134kg

太い足は白く、体と翼は灰褐色の羽でフワフワしている。羽は体温維持のためにあり、飛行能力は退化している。また翼の筋力自体も弱い。

足は太く、先の爪も蹄のようになっていて丈夫。


・経歴


とある異世界にて、流派対抗の武術大会が開かれた。

優勝した流派は王家の指南役になると同時に他の流派を束ねて今後の方向性を決められるという大きな権力が手に入る。

これにカンパニーは、現地の一流派を買収、現地調達した雑魚を薬物により強化して参加した。同時にライバルの流派には賄賂、暗殺、人質、その他の手段で選手そのものを除外した。

そうして全てが出来レースとなった大会の本番、門下生が全員置換冤罪で捕らえられた流派が臨時で参加させてきたのがこの個体、ダチョウだった。

結果は大番狂わせ、この個体の単独勝利となり、カンパニーの計画は失敗と終った。

出会い、特訓、角質、友情、そして奥義を伝授してここまで至った経緯が後の調査で明らかにされている。

カンパニー上層部はこの結果を重く受け止め、同時に重要視し、大規模部隊を組織、この異世界へ進軍し、王族、流派含めてせん滅、この個体の捕獲に成功した。


・性格


好戦的で負けず嫌い。強者には臆せず立ち向かい、決してあきらめない。同時に優しい性格でもあり、相手に経緯を持ち、命までは取らない。

だがカンパニーには強い怒りを抱えており、隙あらば脱走しようと試みている。


・能力


眼球、鳥類最大の眼球を持ち、視力も高く、動体視力にも優れている。それと変異なのか観察力と訓練を合わせて銃弾までも見切る。

嘴、上記の視力を用いて相手の動きを読み取り、その上で隙を見て突く。しかも人体の急所やツボを的確に攻撃し、一時的に動きを止める。

脚力、足技、鞭のようにしなやかで鉄のように固い。単純な前蹴りで大会初戦の相手を場外まで蹴り飛ばしている。また縮地と呼ばれる重心移動により瞬時に加速し間合いを詰める。

鍛えられているがやはり打たれ弱く、それを回避で補っている。


危険

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る