異世界曼荼羅花人

・顔


緑色の葉っぱをショートカットの髪のようにして、薄緑色の肌、顔の部分には土の仮面をつけている。正確な性別は不明だが女性らしい外見をしている。


・体格


155cm 46kg

体つきは女性らしいが凹凸は希薄で、臍がない。指先は細く、産毛のような根が生えている。関節なども人間同様の位置に見られるが、骨がなく、人間の擬態の一種と考えられる。

遺伝子情報などは限りなく植物に近く、食事も水と光合成だけで済ませている。


・服装


濃い緑色の蔦を編んだワンピースに、足は泥を固めてブーツのようにしている。顔の仮面も同様に泥を固めたもの。わずかに線のような目の穴があるだけで飾りも何もない。


・職業


親善大使


・経歴


とある植物が支配する異世界より遣わされた。

向こう側からの要望をまとめると『植物を殺すな』であり、それは単純な伐採にとどまらず、紙や食料としての使用も禁止せよ、と言ってきている。

到底飲める内容ではないが、相手の規模が大きすぎて簡単に征服できないため、事故により実験に巻き込まれ、そこで心無い異世界の住人に殺害された、とうシナリオをでっちあげ、矛先を参加者の出身である異世界へ向けさせる算段となっている。


・性格


種族共通なのか、おっとりとしたマイペース。

仮面もあってくぐもった声でぼそぼそとしゃべり、自分から強くアピールするタイプではない。が、感情的になりやすく、怒りやすくて暴れると手が付けられない。


・能力


植物としての側面から、気温などの環境に敏感。一方で体の方は独特のつくりで、手足が欠けても時間があればまた生えてくる。また出血で死亡する様子もない。ただし頭部は急所らしく、潰されると蘇生しない。

絶叫、マンドラゴラの変異した種族らしく、土の仮面が剥がれて顔が露出すると本能的に大声を発する。その音量に加えて金属をひっかくような不快音により、周囲50mの人間に対して鼓膜を通して心理的ダメージをあたえ、十数秒も聞かされ続けるとストレスからの心拍数の急上昇で心臓が止まることもあり得る。


・口癖


私たちは友人になれます。

さぁ、一緒に光合成しましょう。


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