異世界鯱
・顔
黒い肌に目の周りと顎の下は白い。口の中の歯は牙に変化し、舌も異様に長い。頭部からはチョウチンアンコウの光る触覚が伸びている。シャチには見えない。
オスだったらしい。
・体格
656cm 6237kg
タコのような触手の足が複数、浮き輪サイズでカニのハサミでできた人のような手、甲殻類の外皮にはウニの棘が生え、その先からはフグの毒がにじみ出ている。
・経歴
水中における異世界転送実験用に調教したシャチの一個体。ただ行って帰ってくるだけの実験に投入したところ行方不明となった。
別ルートにて、その異世界へとアクセスしたところ、この個体によって大きく荒らされており、こちらの存在にも気が付いて向こうから接触してきた。
高まった知能により、簡単な会話も可能で、それによればどのような経緯でこのような姿になったのかは本人にもわからないとのこと。
この個体が望むのはより強い生物を食べること。こちらは実験のデータのために、協力関係となった。
・性格
冷酷で計算高く、目的のためなら手段も択ばない。
当面の目的は自分を強化すること。
好物は人間。ただし食べる相手は敵だけだと決めている。本能を自制するだけの忍耐力と精神力もある。
・能力
食育、食べた生物の長所を体に取り込む。その結果、今の姿となり、未だに変化を続けている。
その姿に似合った力を持ち、耐久力も再生能力も高く、全身くまなく毒性がある。
元々肺呼吸なので地上でも問題なく呼吸できているが乾燥が苦手、同様に高温も苦手。
呪術、睨みつけた相手をほんの一瞬だけ金縛りに合わせる。連続使用はできず、レベルも低い。呪術者を食べて得られた能力。
現状は大変危険、後々には産まれるべきではなかった。
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