異世界国産香草使用七面鳥
・顔
ピンクの頭、黒い羽根、普通のシチメンチョウ、オス。
ただしその目は、よく見れば哀愁のようなものが漂っていて、悲しげ。
・体格
145cm 9kg
足が短く、全体としてでっぷりとしたイメージ。ただしその動きは速い。
・経歴
より安価で、より安定し、より美味しい鶏肉を供給するべく、異世界に存在するシチメンチョウを加えての品種改良を加えた。加えて精神系の魔法で統率し、鳴き声すら上げない完全コントロールの精肉工場が完成しつつある。
その中で肉質等の適正年齢を調べるために生かされている個体。おのまま寿命で死なせる予定だが、在庫がだぶついているのとコマーシャル用の映像を撮るため、実験に追加した。
・性格
命令通りに動く機械のような、と表現されるが、意識と呼べるものは残っており、自身の願望を無視して体を動かされており、そのストレスに狂い死ぬことも許されていない。
その精神は計り知れないが、僅かに許されている行動方針に則り、自殺を願っている。
・能力
僕を食べて、美味しく食べてもらえることにつながることが唯一許された行動指針であり、それに沿った行動しかできない。なので誰かに食べてもらおうとする。
具体的にはジューシーな肉質のために強化された脚力により加速、飛び掛かり、相手の口の中へと潜り込む。相手が窒息しようが、食べられて初めて死ねる。
それ以外の行動はできないのと死にたいのとが重なって回避も防御もしない。初手で殺せるなら楽。
注意が必要。
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