異世界蠅
・顔
黒い体に赤い目という普通の蠅。大会参加した個体はオス。
・体格
0.9cm 00.1kg
黒い蠅。ただし学者が見れば新種らしい。
・服装
服ではないが、洗脳した人間に寄生して動かしている。洗脳には長時間魔法をかけ続ける必要がある。
犠牲者の共通点としてはとにかく大きく、太っていて、美味しそうなこと。
動かす原動力は本人のカロリーだが、ほぼ食べさせてもらえないためすぐ餓死する。
また、全身に蛆虫が植え付けられており、任意のタイミングで餌となる。
犠牲者は精神的に死亡しており、生物としては数えられていない。
・職業
帝国からの使者、スパイ、尖兵
・経歴
異世界転送実験に最も多く使われた蠅のどれか、あるいは紛れ込んだ野良のどれかが異世界にて大繁殖し、進化したもの。
少数の優れた個体が人並みの知能を獲得し、テレパシーで全体を繋げる事で勢力を拡大、最終的にはその次元の支配者となった。
が、本能から食べて増える事しかせず、結果として自身の次元の自然環境は破壊され、飢餓の危機に陥っている。
辛うじて残っていた次元渡の術と、精神の術で兵力を作り出し、食料となる次元を探して回っている。
その手段の獲得と、長期にわたる食料の獲得、その他情報収集のために送られた個体が参加している。
・性格
種族としてサイコパス、蠅至上主義であり、その他の生物は餌でしかない。
知能は高く、それなりに戦闘訓練を重ねているので作戦を持って行動できる。
一方、寿命が一ヶ月しかない種族故に経験は壊滅的にない。
・能力
洗脳、丸一日をかけて精神へ攻撃を続け、怖し、操る。細かな操作は出来ず、外を見るために口や鼻の中から様子を伺う必要がある
肉体の性能は、武器や道具を使うなどの細かな作業は無理だが、リミッターの外れたパワーとスピードが脅威。加えて、蠅の動体視力により反応も早い。
遊撃隊、こちらに来て生まれた蠅たち。病原菌以外の武器はないが、相手の水分を求めて襲いかかり、煙幕となる。ターゲットを選べる程度には統率が取れていて、かつ全てが目となる。ただし尖兵にテレパシーで操られているだけなので、そいつが死ねばただの蠅に戻る。
実験会場には繭の状態で持ち込まれており、無生物としてセンサー等を潜り抜けている。
・口癖
我々の躍進は餌の量に比例する。
危険
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