第6句 ギンギツネ


頰白つらじろの 請えば火ともし 狐舞


・ー・ー・ー・ー・ー・


ギンキツネっていろいろ文句言うから、ボクとしては自由にさせてーって思うんだ。


でもね、ボクがお願いした時は、何か言いながらも大概やってくれるんだよ。


この間、踊ってってお願いした時も、ちゃんと踊ってくれたよ。


踊った後、顔が赤くなってて、なんだか可愛かった。


〜キタキツネ


【季語】

狐舞[新年]:江戸時代に、吉原などの遊里を中心に舞い歩いた門付け芸の一種。 白木綿の着物に狐の面をかぶり、尾をつけて舞い歩いた。


【補足】

頬白(つらじろ):「狐の子は頬白」より。子が親に似ることのたとえ。

キタキツネと同種のギンギツネを指す。

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