【前回までのあらすじ】

　ひとまず、2月末に幽冥牢彦（ゆめろうひこ）を襲った経済的困窮は解決した。

　3月をまずは生き延びなければならず、幸い飢える心配だけはなかったのだが、状況が提示する困窮状態に激しく疲弊したので、今は伸び伸び過ごさせて頂いている。

　今月の用事としては、後は病院の定期健診の日に就労支援センターへ通所すればいいだけなので、のんびりしていられる。

　今月はポイント、所謂現金以外の収入が意外とあり、それは現金にする事だけは出来ないものなのと、使用期限付きのものがほとんどなので買い物やコンテンツ視聴に使う訳だが、それらにかなり助けられている。

　大体は過去の自分がネットショッピングなどのサービスを調べて使用に踏み切ったおかげでの今回なので、そこは深く感謝である。

　他には去年の微々たる通所で生じた賃金を頂戴して来た。2000円足らずではあったが、現金がある安心感は独特のものなので、それもまたとても助かった。

　私の身体の現状に関する話で、通常なら引継ぎがきちんと出来ている為に生じない事が発生して、ちょっとショックで凹んでいたのだが、あったままを支援センターで担当の職員さんに話したら、

『『現在は病気なので労働は無理です』

と主張していいです』

と言って下さり、それにとても救われた。

　自分の立場の主張はすればいいものなのだが、その立場の人々をそそのかす声がでかい団体が存在する為、気後れしてしまう。

　これは健常者の場合でも存在するので、やれやれだと感じる。

　しわ寄せを食らうのは、そういう団体との接触を敬遠している者ばかりだ。

　なので、

『政治に関して意見はあれど、一生ノンポリでいたいな』

と思う、幽冥牢彦だった。

　ではまた(｀･ω･´)ゞ

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