6. 私は学園祭で災難に遭う

Sunday, March 18, 2018



 私は自分の学校の学園祭に参加していた。毎年開かれる恒例行事で、私もとても楽しみだった。


 とあるクラスは、ライド型のお化け屋敷をやるらしい。何やら聞き慣れた響きだが、私は楽しみにして乗る事にした。


 しかし、私がアトラクションに乗る前にトイレに行っていると、遠くから私を呼ぶ声がした。数学の先生だ。その先生は嫌いではないのだが、私は数学の成績が悪く、あまり良くないニュースだと分かっていたので、私は逃げる事にした。


 だが結局見つかってしまい、数学の先生に捕まってしまった。先生は、この前の模試の自己採点の結果を書いた紙を出すように言ってきた。私は身に覚えがないので、そんな紙はもらっていないと言った。だが、どうやら前に渡されたものをコピーして使わなければいけないらしい。私は渋々承諾し、先生は今日中に出すように言って去っていった。


 私はすぐにコピーを取りに行くこと無く、アトラクションに向かった。かなりの行列が出来ていたが、並んだ末についに私の番が来た。友達とたまたま居合わせたので、一緒に乗る事にした。


 ところが、突然アトラクションの進むスピードが上がったと思うと、どんどん速度が上がり、きちんとしたバーがないジェットコースターに乗っているような状態になってしまった。どんなに時間が経ってもアトラクションは止まらない!


 ──そして目が覚めた。

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