4. 私は組織に振り回される
Friday, March 16, 2018
私は実力も魅力もルックスも優れた一流のガンマンだ。レーザー銃を扱う。私はとある悪の組織の一員だ。日々、勇者達と戦っている。
そんな我が組織には変わったルールがあった。毎週決まった時間に、プロモーションビデオのように歌を歌うのだ。当然私も歌ったし、嫌ではなかった。むしろ好きだった。だが、組織のボスの息子がメインの時は、そのわがままに振り回されて大変だ。私は相方と顔を見合わせ、渋々付き合っていた。
それ以外の時も、割れてしまった陶器のジャック・オ・ランタンを直そうとしたが、結局無理だと諦めたり、仲間であるはずのスケルトンモンスターがこっち襲って来たりと大変だ。奴らを始末するのは手間が掛かる。攻撃の度に分裂するのだ。何度か攻撃していけば、頭だけになる。それを思いきり叩いて、やっと消すことが出来る。敵や味方の位置は、視界が自動的にマップになってくれるから楽だ。そいつらを片っ端から叩き潰ぞ!
──そして目が覚めた。
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