志惟七ちゃん 15 実家

☆56 志惟七ちゃん悪戯

2003/09/04 Thurs.(生後102日)

志惟七ちゃんおいたしたらめっ!


早朝は、雨も降っていたし、直ぐに、私が人間の病院へ行かなければならなかったので、午前十時半に、涼しく、アスファルトも熱くなかったから、私一人で、志惟七ちゃんをお散歩に連れて行きました。


躾用おやつで釣って、コンビニ迄導きました。

お散歩の途中、志惟七ちゃんは、コンビニからポスト迄の間にある他所様のお宅に家人がいらっしゃったので、蛇腹の門扉を少し潜って侵入してしまって、その家人にリードを取って貰って、門扉の開いた所から志惟七ちゃんを出して貰いました。

私は、申し訳ないと思いました。


例の如く、ポストの所迄渋って、後はWさん宅の柴犬似の雑種犬に吠えられても、自宅まで走り抜きました。


父が自宅に居たので、志惟七ちゃんは、お散歩前と帰宅後ににじゃれ付きました。

父は、「おしっこするなよ」としきりとお腹を撫でていました。

それは、ちょっと、志惟七ちゃんには、厳しい話ではないかと思いました。


帰宅後、お水を飲ませました。

今度は、お散歩中もお水を飲ませられる様にしたいと思いました。

専用のボトルを用意しなければならないと思いました。


志惟七ちゃんは、ペットシーツをボロボロにしてしまいました。

後始末は細かい屑迄取らなければならないのですが、それ程面倒ではなく、寧ろ、癖になるのではないかと言う心配の方を強く感じました。


志惟七ちゃんのケージの上に洗濯物を乗せて暫く目を離していたら、全部、ケージの中に取り込まれていました。

全く、偉いね、志惟七ちゃん。


午後六時半に、主人と私とで、志惟七ちゃんをお散歩に連れて行きました。


志惟七ちゃんはKさん宅を回る遠回りのコースでお散歩しました。

志惟七ちゃんは調子が悪そうだったので、コンビニ迄私に抱っこされて移動し、コンビニ前の交差点で主人と合流し、そこからはたったと走って楽しそうでした。

私も主人と一緒で楽しかったです。


志惟七ちゃん、お邪魔したら駄目よ……。


*** 咲春


☆57 志惟七ちゃん決意

2003/09/05 Fri.(生後103日)

志惟七ちゃん出発するかも?


私は、今日も病院へ行って来ました。


主人に秋田に行かないかも知れないと言いました。

もしかしたら本当にそうなったかも知れませんでした。

しかし、行く事を決意しました。


志惟七ちゃん、明日がんばろうね……。


*** 咲春


☆58 志惟七ちゃん出発

2003/09/06 Sat.(生後104日)

志惟七ちゃん出発!


主人と私と志惟七ちゃんとで秋田に向かいました。


志惟七ちゃんには、ご褒美にマスターフーズリミテッド製のシーザービーフ&野菜を与えました。

志惟七ちゃんは、がつがつと食べました。

こんな事なら、お座りをさせてからにすれば良かったと思い、途中で取り上げて、お座りと待てをさせました。

お座りは分かった様ですが、待ては難しかった様でした。

でも、お座りができたので、褒めてあげて、お昼をやりました。


それから、SAで二度お散歩をしました。


一度目は、広い四角いベンチの周りをグルグルと回って喜んでいました。

側に広い草地があるのにと思いました。


二度目は、丸いベンチの周りをぴょんぴょんと跳ねていました。

土を嗅いで仕方がありませんでした。

SAにいた四人連れの方方に可愛がって戴きました。

志惟七ちゃんは、腹見せをして尻尾をぷりぷり振っていました。

「ダックスフント?」と訊かれましたので、「そうです」と答えました。


志惟七ちゃん、環境が変わって楽しかったかな……?


*** 咲春


☆59 志惟七ちゃん披露

2003/09/07 Sun.(生後105日)

志惟七ちゃん秋田でお散歩してお披露目!


朝八時に、主人と私とで、志惟七ちゃんをお散歩に連れて行きました。

主人が後から来ました。


私が、二階から、抱っこをして、下の階に降ろそうとした時、主人の母が上がって来たので、志惟七ちゃんが、腹見せをして、尻尾をぷりぷり振っていたら、主人の母が、お腹を擦ったので、少し尿をしてしまい、申し訳なく思いました。

志惟七ちゃんは、廊下を私に導かれて移動すると、玄関を恐る恐る降りて来ました。

二重になった玄関の引き戸の敷居が、志惟七ちゃんにとっては心理的に高かった様でした。


それからは、東に当たる右側の物干し台のある草地をくんくんと嗅ぎながら歩いていました。

狭くてお散歩にならないので、道路に導きました。

歩道を歩かせると、草がある度、棒を見る度に止まっていました。

実家の母が出て来ると、じゃれ付き、腹見せをして、尻尾をぷりぷり振っていました。

少し、尿をしてしまって、申し訳なく思いました。


実家の裏の、北側に当たる元実家の土地だった、公的機関のアスファルトの敷地をリードを付けて自由に走らせました。

やはり、草が気になる様でした。


私が、向かいの主人のはとこの家の母にお披露目しに行くと、志惟七ちゃんは、動物好きのはとこの母に喜んでじゃれ付き、抱っこされていました。

「猫はこうして抱っこしていると大人しくなるのだけどな」と仰って、頭を撫でながら抱っこされていました。

志惟七ちゃんは、構わずに、尻尾をぷりぷりと振り続け、「元気だな」と言われました。


主人は、自分の用事でとうに車に乗ってしまっていました。


私が、志惟七ちゃんを引き摺る様に再従兄弟の母から離して、実家に戻ると、抱っこして、二階のケージに入れました。


私は、主人の車に同乗して、出掛けましたが、直ぐに体が辛くなり、実家に戻って休みました。

後は、用事を済ませました。

とても疲れました。


午後のお散歩は用事の為、中止にしました。


志惟七ちゃんもお披露目できて良かったね……。


*** 咲春

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