第32話 おなじみメイド姉妹の次回予告はネタバレ含みますのアンドロイド

夏美:皆さんこんにちは!

翠:こんにちは!

夏美&翠:美少女メイドシスターズの次回予告です!

翠:夏美姉様。私に何か隠していませんか?

夏美:かっ、隠してなんかねえぞ。隠してなんか。

翠:態度が怪しいんですよね。全く。隠しても無駄。全部バレてます。

夏美:そうなのか?

翠:そうです。当然、椿姉様も知ってますよ。

夏美:やっぱ、マズイかな?

翠:私は知りませんよ。

夏美:これも、まあ、椿姉さんのためにやったことなんだから、仕方ないじゃないか。

翠:椿姉様のためですね。そういう事にしときましょうか。

夏美:ああそうだ。そういう事だ。これ以上は青少年の育成に悪い影響を与える恐れがあるからこの話はこれでお終い。いいかな?

翠:仕方ありませんね。では次回予告、いや、次回以降の予告です。

夏美:次回からは敵戦艦に乗り込む作戦を実施するらしいぞ。

翠:日本全土をたった10分で灰にする超戦艦を無力化する。どうするんでしょうか?

夏美:さあ。オレが出張ってぶん殴るのが手っ取り早いと思うんだけどな。何故か皆慎重なんだよな。

翠:その短絡思考が原因で秋吉台が丸焦げじゃないですか。あの景観は元に戻らないそうですよ。

夏美:悪かった。地上であんな全力砲撃してくるとは思わなかったんだ。

翠:猪突猛進型は直らないですね。

夏美:スマン。でも全部オレのせいにされても困るんだけどな。

翠:そうですね。まあ不可抗力って事にしときましょうか。

夏美:そうしてくれると有り難い。

翠:もう一つ。椿姉様は、次はクレドの姿で三次元化するって言ってます。夏美姉様のお姿は人気ないんですね。

夏美:それは好みの問題じゃないか。正ちゃんは格好いいって言ってくれたし。

翠:確かに。正蔵君そう言ってますね。

夏美:だろ。椿姉さんが我儘なんじゃないかな?

翠:夏美姉様がやったことに比べれば小さい我儘だと思いますけど。

夏美:それをつつくなよ。分かった。次はクレドで行く。ただな、一つ問題があるんだ。

翠:どんな問題なんですか?

夏美:クレドには足がないんだ。エグゼからクレドへの再構成は出来るんだけど時間がかかる。だから秋吉台ではエグゼで行った。これは嫌味じゃないんだ。

翠:え?クレドには足がないんですか?

夏美:ない。足なんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのです。(キラリン☆)

翠:言いましたね。夏美姉様。まあ、お約束ですけれども。きっと椿姉様も渇望されているセリフですよ。

夏美:だろ。これで椿姉さんの機嫌も直ってくれるといいな。

翠:そうですね。そして謎の新兵器が出てくるとか……

夏美:これはあの番外編で出てきたミミズ千匹男が暗躍していたアレか?

翠:そう。アレです。短編の「鋼鉄人形ゼクローザス」セカンドステージvs異世界鮫編で暗躍していた闇商人アルゴルがばら撒いていた魔石に関するものです。

夏美:あの魔術回路が組み込んであるという魔石だな。アレは生き物の生命を吸い取ってどこかへ転送していたと。

翠:そう。その目的はアルマ帝国の鋼鉄人形を超える超兵器の開発でした。

夏美:その辺はサードステージ、遠方よりの書簡に書かれているな。どんな超兵器なんだろう。

翠:目標としてはクレド様を凌駕する超兵器ですね。

夏美:伝説の絶対防御兵器を打ち破る超兵器か。

翠:実態を把握できてないのに超えるも何もあったもんじゃないとは思います。

夏美:それで、正ちゃんたちが戦艦を無力化しようと乗り込んでいる最中にそれが投入される。

翠:自衛隊vs超兵器の壮絶な死闘が始まります。

夏美:それネタバレじゃないの?

翠:いいんです。この位はお約束。

夏美:かもな。で、ミミズ千匹男も出るんだろ。

翠:多分出ます。あ、これは下ネタじゃないですからね。本当にミミズ千匹男なんです。あ、ミミズだから男じゃないかも。女にしたら……し、下ネタになるじゃないですか。こんなセリフ言わせるな!この馬鹿作者!!

夏美:そうだぞ。ここは高校生も読んでるんだから気をつけろ。この馬鹿作者!!

翠:では次回から最終局面へ突入します。

夏美:乞うご期待。みんな読んでね。

翠:よろしくお願いします。

夏美&翠:バイバーイ。


※「鋼鉄人形ゼクローザス」は本作の番外編「もふもふと鋼鉄人形」の番外編。ややこしい。闇商人アルゴルとはそれに登場する悪役で、ミミズのような環形動物の集合体です。下ネタではありません。

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