第6話 抜け出そう

・・・病院のベッドで俺は密かに計画を練っていた。どうにかしてここから抜け出したいからだ。


1.南里と絵里先輩に売店で何か買って欲しいという。

「あの~絵里先輩~」

「なーにー?」

「(以下略)なのでちょっと売店で・・・」

「分かった、買ってくる!」

「おーい!南里?何で寝てんだ(゚Д゚)ゴルァ!!」

「え?ちょっと疲れたか・・・ら?」

バキバキゴリゴリズンガラガッシャーン

「わー!?先輩!?腕が/\(^o^)/\こうなってる!」

・・・聞かなかったことに・・・しとくか・・・


2.部屋からこっそり抜け出す

「よし!今の内に・・・」


裏口に着いた。さて・・・駅までどうやって行くか・・・

 

 駅までバスで30分。とても歩いていける距離ではない。

おまけに最終は過ぎている・・・

「ねぇ」

その瞬間、俺はパニックになった。

振り返ると絵里先輩がいる・・・やばいやばい!brgrkqprkrupvwvpflnhidiiomtslxuqwv!!!!

「なーにしてるのー?」

「せ、先輩!?えーとこれはですね△〇卍qmrmtmlmi・・・・・」

「落ち着きなよ!ほら!」

絵里先輩は暖かいお茶とおにぎりをくれた。

「駅野君のことだから、抜け出したいとでも思ったんでしょー」

「ッ!?何故それを?」

「分かるよその気持ち。でもさ、やるなら私にいいなよ!」

「え?え?え?」

「私はね、先輩に相談して退院させてもらったよ!仕事がしたい!ってね」

「ほら!行こう!」

「え?どっどこに?」

「どこって駅だよ!決まってるじゃん!」


先輩に言われるまま、駅に連れて来られたが・・・             続く

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る