青春の群像(第2部)52 先生の武勇伝を教えてやるよと久保が言うと、池中が日本が戦後独立して国際連合に加盟する時の話かあれは驚いたなあと水割りを飲み干したのです、久保が日本が国際


青春の群像(第2部)52


先生の武勇伝を教えてやるよと久保が言うと、池中が日本が戦後独立して国際連合に加盟する時の話かあれは驚いたなあと水割りを飲み干したのです、久保が日本が国際連合に加盟しよう、

とした時、常任理事国の中国とソ連が反対して拒否権を行使すると言い出したんだよ、当時先生はソ連の大使だったんだが、ソ連の外務大臣に会いにいき、国連加盟を認めないなら、

日本は核武装するぞ、


福島に原子力発電所を建設するはなしがあり、プルトニュームの抽出は簡単に出来る技術をもっている、国連に加盟できなければ核拡散条約を批准するひつようもない、先の大戦では日本、

は負けたが、いつでも米国、ソ連に追いつく技術があるのは知っているはずだ、現に日本が打ち上げているロケットはいつでも大陸間弾道弾に転用出来るし、ソ連、米国が保有している、

大型原子力潜水艦は、


日本が開発した技術を米国が真似をしたものだ、こんな国を野放しにしておくと、何を開発するかわからんから、国連にいれて監視したほうが得策だろうと脅かしたんだよ、ソ連は日本を、

調べてすべて知っいるので、渋々承知したんだよ、ソ連が承知すれば中国もしたがわざるをえなくなり、めでたく国連加盟がかなったわけだよと話したのです、お爺ちゃんが脅かしたので、

はなく本当の事を言ったまでだと笑ったのです、


すご~いまるで侍の前田慶次みたいでかっこいいとリンが言うと、お爺ちゃんが今の若い子も慶次を知っているのと聞くと、マンガに出てきますよと言ったのです、成るほどマンガか、

と3人が感心したのです、そろそろ河岸をかえようとお爺ちゃんが言って席を立ち、真一君明日調べておくので夕方でも顔をだしなさいと言うので、明日は土曜日ですので伺いますと、

返事して3人を下まで送り、


タクシーに乗せたのです、それからも次々とお客さんが来て大盛況だったのです、一時になり岬が後はスタッフに任せて帰りましょう、お姉さんも合流するわと言うので、店長に頼み店、

を出たのです、いつもの小料理屋にいき日本酒で乾杯して良かったわお客さんが沢山来てくれと言うので、女の子達も頑張りましたね、この分では今月は上手くいきますよと言ったの、

です、


美香が入って来て大盛況おめでとうと言って日本酒で乾杯し、お陰で岬の店から流れてきたお客さんでうちも満員だったよと笑ったのです、さつそくだけどと調べた事を話すと、凄い、

情報収集能力だねビックリ、でも神流会がからんでいるとなると危険だわ、真一君もうこの辺でいいよと美香が言うので、心配しなくても、バックには警視庁の、幹部がついてくれる、

そうで神流会といえども手はだせませんよ、


ヘタに僕に手を出すと、警察の面子にかけても色々と摘発されて、日本興業は商売はやれなくなります、すこしくらい懲らしめて、やった方がいいんですよと、酒を飲み干したのです、

3人の男が店に入って来て傍に来ると、お前が村上真一だなちょっと顔を貸してもらおうかと言うので、神流会、今は日本興業の人間だな、もう耳に入ったのか、いいだろうと外に出る、

と、


何をかぎまわっているんだと言うので、俺は18年前に殺された立花刑事の親戚の者だ、木村がやった事はわかっている首を洗って待っていろと伝えておけと言うと、若頭を呼び捨てに、

するとはと殴ろうとするので、小股を蹴りあげるとうずくまったので、他の男が懐に手をいれると、その影にいるのは新宿署のマルボウのデカだろう、おれは久保田刑事局長とも繋が、

りがある、


この電話番号に電話すると秘書官がでるので、俺の事を聞いてみろとメモを渡すと、木の陰に隠れていた男が出てきてメモを受け取り、これは警視庁の番号だと言うので、刑事局長室の、

直通だ、但し常時録音されているので、後で声紋を調べれば分るぞ、色々と監察官にしらべられは困るだろう、おれには手を出さん事だなと言うと、新宿署の八代と言います、偶然通り、

かかつたんですよ、


おいお前達この人に手は出さんほうがいいぞ、これは紛れもなく刑事局長室の直通の電話だと言ったのです、3人がすんませんと頭を下げて、傍を離れたのです、八代が何を調べている、

んですかと聞くので、後2年で時効になる博多署の立花刑事の射殺事件の真相だよ、間違いなく鬼頭か木村の犯行だが証拠がないのさ、多分麻薬と政治家への増収賄がからんでいるはず、

だ、


今でも麻薬の元締めのはずなのに、あんた達はなんで見逃しているのと聞くと、残念ながら証拠がないのですと言うので、その当時は中国から密輸しており、現在は台湾マフイヤからで、

女を密入国もさせて色んなところで働かせ、ピンハネもしているんだろう、又女に麻薬を売って風林会館で売春もやらせているではないの、なんなら一緒に風林会館に行こうか、タイ、

フイリピン等、


沢山の女が売春をやっているぞと言うと、時々手入れしているんですが、これも証拠がないんですよと言うので、手入れの情報は事前に入るので、その日はは店には出さないようにして、

いるのさ、リークしているのはあんたではないのと言うと、とんでもないと否定したので、その内に分るよと言って、店に戻ったのです、美香がまったく無茶するんだからと言うので、

これで動き始めるだろうと笑ったのです、


八代は鬼頭の所に行き、まずい事になったぞ、あいつの言った立花刑事を射殺しのは本当かと聞くと、何の証拠もありませんし、麻薬や密入国は摘発されてもわしには辿りつけないよう、

になっているので心配ないですよ、しかし、何でいまごろ蒸し返そうとするのかが分からんと言ったのです、八代があいつには手を出さんほうがいいぞ、藪をつついてヘビが出るとかな、

わんからなあと言うと、


封筒を渡し警察で動きがあれば宜しくと鬼頭が言うと、わかったと封筒を受け取ったのです、八代が帰ると木村がほっといてもいいんですかと言うと、暫くは様子をみよう、晴海の倉庫、

が見つかるはずがない、日本興業の名義の物は何処にもないからなあと言ったのです、腕も中々のもんだそうです、匿名刑事ですかねと木村が言ったのです、郷田の話だと20代前半だと、

言う事ですと言うので、


ひょっとすると特捜の人間かもしれんなあ、黒田先生には連絡しておこうと鬼頭が電話をして話すと、多分特捜だろう、へたにいじるなよ、こちらでも探りをいれておこうと電話を切っ、

たのです、鬼頭が増収賄の内定なら心配いらんよ、へたに突けば総理にも飛び火するから、また内々で処理してくれるだろうと言ったのです、会社を家宅捜索されるかもしれんから、

武器は晴海に総て隠すようにしろと命令したのです、


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