青春の群像(第2部)

村上俊介

青春の群像(第2部)1 ラーメン屋を出ると森が祝いをやるとお袋が言っているので付き合ってくれと言うので、うんと言って森の家に向かったのです、由紀がおめでとう、でも今日はヒヤヒヤ

青春の群像(第2部)1


ラーメン屋を出ると森が祝いをやるとお袋が言っているので付き合ってくれと言うので、うんと言って森の家に向かったのです、由紀がおめでとう、でも今日はヒヤヒヤだったわと笑う、

ので、段々勝つのが難しくなったよと言うと、甲子園はもっと大変ねでも私が応援するから大丈夫よ、それに美樹さんが負けるとガッカリするよと言うので、そうなんだよなあと言うと、

なにが何でも勝ち抜くのよと言ったのです、


居間に行くとお母さんがおめでとう、これで甲子園ね今回はお父さんが応援に行って来いと言っているので、私も行くわと言ったのです、そうですか、なら森も頑張りますよと言ったの、

です、今日はステーキと、由紀さんの美味しいサラダですよと言うので座ったのです、さあ食べてと言うのでまずサラダを食べると甘くて美味しいので、これは取立てではないですか、

美味いと言うと、


お母さんの実家は蒲生で実家に行って貰って来たのよと由紀が言うと、実家に帰ったら父と母が邦彦さんの活躍を喜んで、いっぱいくれたんですよと言うので、邦彦がそうか甲子園が、

終ったらお礼にでも行こうと言うと、甲子園にも応援に行くと言っていましたよと言うので、そうか、なら頑張らねばと言ったのです、森今回はスカウトの印象を良くする為に、でき、

るだけ投げきって貰うぞと言うと、


わかったなるべく踏ん張るよと言ったのです、ステーキを食べてこの肉も柔らかくて美味い、美味いと食べるとお母さんが喜んでいたのです、お兄ちゃんから聞いたけど三級自動車整備、

士の資格も取ったんですて、整備士になるのと聞くので、いや、行きかがりだよと言うと、あきれた又人助けと言うので、そんなようなもんだよ、でも修理できる腕があれば中古車を買、

って整備すれば安上がりだろうと言うと、


あの不良達も全員受かったそうだけど、これで完全に更正させたわけだ、あの昌子ちゃんが東郷君と付き合うなんてビックリと言うので、東郷は根は悪い奴ではないよ、何かに拗ねてい、

ただけだよと言うと、そうなんだ、きつといいところがあるのね、でも、昌子ちゃんは真一君の事好きだったのよ、だって、真一君のユニフオームは人一倍綺麗に洗っていたし、私に、

洗わせてくれないのよと言うと、


森がこれでライバルが1人消えたから良かったじあないかと言うと、そうだねラッキーだと牛乳をグイ飲みしたのです、お兄ちゃんは誰か好きな人いないのと聞くと、野球で頭が一杯で、

女なんて考えた事もないよと言うので、真一がプロになれば芸能人とかテレビ局のアナンサーやスチュワーデスにもてもてになり、飛び切りの女が森に惚れるよと言うと、お高い人は、

駄目だよと由紀が言ったのです、


由紀ちゃんは美人だから、その内いい男が現れるよと言うと、そんな事言って、私から逃げようとしてもそうは、行きませんよと言うと、お母さんが、あらあら大変と笑ったのです、

下宿に戻り美樹に電話して甲子園出場のことを言うと、おめでとう、頑張って応援するは、本城は二回戦で敗退したんですって、親戚の村上君は頑張ったそうだけど野球は1人では勝、

てないと言っていたわ、


きっと又応援にくるよ、今日電話しておくわ、来週が楽しみと言うので、それでは甲子園でと言って電話を切ったのです、やがて夏の甲子園大会が開幕して真一達は甲子園近くのホテル、

に宿泊したのです、久美と美樹とお爺ちゃん、お婆ちゃんも近くのホテルに到着したとの連絡で顔を出すと、お爺ちゃんが春夏連続出場とは凄いではないか、今回も張り切って応援す、

るよと言ったのです、


久美に本城は残念だたねと言うと、仕方ないわ、野球は1人では出来ないからね、でも真一君が出れてよかったわ、今回も優勝狙うのよと言うので、色々研究されいるので簡単にはいか、

ないよと言うと、こんかいの罰は優勝しないとみんなの前で英語でカントリーロードを歌ってもらうよと言うので、それはまずい、参ったなと笑ったのです、抽選で明日は明徳との一回、

戦だよ話すと、


そうなのきっと、復讐に燃えているねと美樹が言うので、ああ、きっと変化球のピッチャーを並べてくるよ、こっちは大分変化球を、練習してきたから、ビックリするよと言ったのです、

それでは明日と言ってホテルに戻り、明日はいつものメンバーに森が先発だ、変化球に合わせてコンパクトに降りぬいてくれ、一番に俺が出て脅かそう、まさか、一番から敬遠策はとら、

ないだろうと話したのです、


試合は午前中二番手です、最初の試合は名門PL学園が勝ち抜いたのです、原田学園は後攻となり森がマウンドにたったのです、森は落ちるカーブとストレートでコオナーを丹念につき三者、

凡退に討ち取ったのです、真一が力が抜けて中々いいぞその調子だと肩をぽ~んと叩くとそうかと喜んでいます、真一がバッターボックスにたち、一球目は高めのボール玉のカーブを投げ、

たのですが、


かまわずひっぱたくと打球はライトに飛んでいきポールをかすめてスタンドに入り、応援団から大歓声が上がりましたが、残念ながらフアールです、明徳のピッチャーはビックリしていま、

す、2球目は内角のストレートです、これも目一杯に引っ張って叩くと今度はレフトのポールに向かって飛んでいます、またもや大歓声が上がり、皆が玉の行方を追っているとポールに当、

たり外野スタンドに入ったのです、


美樹達応援団は大喜びをして踊りまり、明徳のピッチャーは唖然としています、ゆっくり、ホームペースを踏み明徳のキャッチャーに大分変化球の練習をして来たので、小細工は無理だよ、

とニヤリと笑ったのです、二番の島田はには丁寧にコーナーをつきましたが慎調すぎてフオアボールとなり、ワンアウト一塁で東郷に敬遠策をとりワンアウト1二塁となって森がバッター、

ボックスに入ったのです、


森は一球目のカーブをライト線の深い所に打ち込み二者が帰りたちまち2点をもぎ取ったのです、明徳のピッチャーは気落ちしたのか、ストライクが入らずその後もフオアボールを出して、

ストラスクを取りに行くとヒットを打たれ、打者一巡で6点を入れられ監督がたまらずピッチャーを交代したのです、ツーアウトで真一に回って来たのですが、今度は一転し強肩のピッチ、

ーです、


一球目をたたくと打球はセンターの深い所に飛んで行きあわや連続ホームランかという打球を、奥深く守っていた外野手がジャンプしてこれを捕球したのです、フアインプレーに明徳の応、

援団は大喜びしています、真一が残念と言い、ここに長い一回の攻撃が終了したのです、森は丁寧に投げ込み二塁を踏ませず無得点に抑えて8回表まで8対0としたのです、原田学園は8回裏、

までに2点追加して、9回表は森が三者三振に討ち取り簡単に明徳を降したのです、


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