普段レビュー等、書くことのない私ですが
今回はどうしてもと思い、書くことにしました。
一見よくある契約結婚し、溺愛されるというように思えるのですが、読み進めて行くうちに、尚一郎の生い立ちなどの背景が明らかになり、ますます物語にのめり込んでしまいました。
(⚠️ネタバレ注意)
後半で二人は離婚することになった時に
尚一郎は、誰がどう見ても心の底から愛しているに、本気で愛していたのでは無いと言った部分が私的にはとても印象的だった。自分と一緒にいると朋香まで傷つけられてしまうから別れる。朋香を愛しているからこそ別れる。そのために、自分の気持ちまで偽ったということを読み、私は心がキューとなりました。また、その後朋香が尚一郎の本心に気がつき、最初に尚一郎から結婚を申し込まれた時と同じように、尚一郎に再婚を申し込む場面も私的にとても好きで、いつのまにか頬を涙が伝っていました。
拙い文章のせいで上手く伝えることができませんが、一つだけ確かなのはこの作品が素晴らしいということです。
(物語から勝手に考察してしまったりと、作者さんの意図とズレている部分がありましたらすみません。)