第8話父親

私は母親が嫌いだ。父親の悪口も散々聞かされてきた。父親の悪口を聞けば聞くほど嫌いになった。でも、その後父と住むことになったが、父は本当にどうしようもない人間だった。

父は破産宣告をした後、また友人や親戚、闇金からお金を借りた。それが母にバレ、一度家族を捨てて家を出た。あとから母に聞いた話だ。そう言われてみれば父がいなかった時期がある。その後戻ってくるも母の浮気相手や浮気相手と勘違いした人に恐喝もした。そのことが書いてある手紙を当時小学生か中学生かの私に見せる母もどうかと思うが。そう言うことがあって結局父と母は離婚することになる。

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