2-3【激突! ライバル! 4:~青写真~】



「ずいぶん焦げちゃってるね」


 真っ黒になった缶状の物体を持ちながら、メリダがそんな感想を言った。


「一番奥にあるコアブロックがこんなに焦げちゃうなんて、いったい誰にやられたの?」

「ルーベン・・・」


 メリダの質問にモニカがブスッとした表情で答える。

 モニカはルーベンに試合で負けてからこっち、ずっとどこかご機嫌斜めだ。

 

 1組の戦闘訓練の授業の後、俺達はいつものように”課外”先のピカ研にやってきていた。

 そしてそこでモニカがメリダに見せたのは、ルーベン戦で使ったリンクス君の”コアブロック”。

 リンクス君本体はルーベンの熱攻撃で完全に焼け落ちていたが、頑丈なコアブロックは原型を保っていたので、ここで修理できないかルビウスさんかベル先輩に相談しようと思ったのだ。 


「ルーベンって、あのうわさ・・・の?」

「そう、一番強い・・・・子」

「ふーん」


 メリダが興味無そうにそう答え、”手”の中のコアブロックをひっくり返して裏側を確認した。

 彼女はルーベンに興味がない。

 志望も違うし、能力も差があるので比較対象にならないからだが、これは彼女が戦闘訓練の授業を取っていないことに起因する。

 実は、”魔なし”のように戦闘力を持たない者もいれば、メリダのように1分1秒まで好きな分野に費やしたい生徒もいるので、

 そこまで数は多くないが、戦闘に関しての授業を全く取っていない生徒もいるのだ。

 こういう生徒は”1組”や”1位”という単語に対しても”フーン”である。

 彼女の興味は誰の魔力が強いとかよりも、どのゴーレムが”カッコイイ”かの方が比重が重いのだ。


「うーん・・・見た感じ、新しいの買ったほうが早いと思うけど・・・直してみるの?」

「わたしのせいで壊しちゃったからね・・・」


 モニカはそう言ってメリダの手の上のコアブロックを撫でる。


「まあ、どんなに壊れても腕さえあれば修理できるのが、ゴーレムのいいところだしね」


 モニカの表情に何かを察したのか、メリダがそう言ってモニカにコアブロックを返した。

 しかし改めて見るとかなり焦げているな・・・


 だが不思議なことに手の中の焦げたコアブロックは、先程までよりも重みを持って感じられた。


「それより早いとこ、この”課題”を終わらせちゃお」

「そうだね」


 メリダの言葉で2人が目の前の”課題”に向き直る。

 そこには大量のリンクス君の小さな人形が、ちょこまかと動き回っていた。

 大きさは5cmほど、昼間俺たちが使ったものと比べてもかなり小さい。

 そんな猫がモチーフの人形が、テーブルの上を小動物の様にちょろちょろ動く様は、見てるだけで心が和んだ。


 これ、全て”ゴーレム”である。

 それも正真正銘”普通”のゴーレム。

 彼等はコアもジェネレータも持たないかわりに、モニカとメリダが魔力を供給し、難しい判断を全て術者が行う事で、比較的簡単に作ることができる。

 この”コア”と”ジェネレータ”を持つかどうかが、ゴーレム機械との一つの大きな違いだ。


 と、こんなことを書くと、詳しい奴に、

”コアもジェネレータも持ってる非ゴーレム機械もあるだろ”

 とか、

”自立性ゴーレムとゴーレム機械の区別もつかない素人”

 とか、

”そもそもアルバレス系は分けてなくね?”

 とか、

”そのリンクス君人形だって、厳密には保存性を持ってるから普通のゴーレムじゃないだろ”


 とか書かれるかもしれないが、全て知った上で言っているのでご容赦願いたい。

 特に”クリュッグ・スカルズ”とか出されると、議論が永遠に終わらなくなってしまう。

 あくまでだいたい”こんなもん”という基準なのだ。 


 そしてこの”ミニ”リンクス君達は暫く机の上でちょこまか動いた所で、机の端に置いてある箱の中に順番に収まっていった。

 すると反対側から新たにリンクス君が補給される。

 そこではメリダとモニカがせっせと材料を成形して、”ゴーレム化”していた。

 動いてるのは動作確認だ。


 この不思議な作業は実益を兼ねている。

 リンクス君のゴーレム人形は、催しなどで販売されるピカ研の名物だ。

 特にゴーレムの知識などがなくても軽く魔力を流してやれば動くので、子供達に人気だった。

 そしてそんなリンクス君を大量に作ることで、ゴーレム作成の経験にもなるという寸法である。


 今この研究所にはモニカも含めて6人いるが、1人は寝たきり、1人は旅に出て、2人は研修中だ。

 まだ俺達の経験では、ピカ研の他のゴーレム機械や、”本工場”のゴーレム制御部分は弄ることは出来ないので、実質ルビウスさんとベル先輩の2人で回してる状態である。

 そんなんで大丈夫なのだろうか? と思うがその結果がこの幽霊屋敷みたいな研究所だ。

 なのでこの”リンクス君づくり”は、俺達”研修生”がピカ研に貢献できる貴重な作業ということでモニカもメリダも気合が入っていた。

 まあ、リンクス君人形が可愛いだけかもしれないが。


 すると俺達の作業スペースに小さな人影がひょっこりと現れた。


「ふたりともー、なにか困ったことある?」


 その特徴的な大きな”エルフ耳”に濃い紫の肌の色の子鬼のような見た目の人物からは、見た目に反してゆるくて優しそうな声が聞こえてきた。


「ルビウスさん、困ったことは特にないですよ」

「どれどれ・・・うん、ちゃんと縞模様が塗り分けられてるね」


 そう言って出来上がった”製品”の様子を軽くチェックし満足そうに頷いた。


 この人はルビウスさん。

 ピカ研の貴重な”いつもいる”戦力である。

 モニカとメリダの”研修”の監督もしてくれているので、ちょくちょく顔を出してアドバイスとかしてくれるとても優しい女の人だ。


「ねえ、ルビウスさん」


 するとモニカがルビウスさんに声を掛けた。

 その手には焦げたコアブロックが。


「これって直ると思います?」

「うん? ああ、この前あげた教育キットの」


 さすがというかルビウスさんはそれを見ると、すぐにそれが数日前に俺達にくれた物であることを見抜いた。


「はい・・・えっと、ごめんなさい壊しちゃって・・・」


 貰ってすぐ壊してしまったことをモニカが申し訳なさそうに謝ったが、それを見てルビウスさんは、また”ゆる~い”感じに笑った。


「いいよいいよ、作って、使って、壊して、直して、そうやって学ぶ為のものだから。 家に飾ってても仕方ないし」


 ルビウスさんがそう言ってからコアユニットを受け取ると、一通り外から様子を確認し、懐からニッパーのような工具を取り出して周りから髭のように伸びていた焦げた配線をパチパチと切っていく。

 そして一通り飛び出した配線の整理が終わった所で、手早く焦げた外側を外した。

 中から現れたのは、意外と小さなゴーレム制御盤が3枚と、一回り小さな筒状のジェネレータ。

 そして、それらを繋ぐ大量の配線だ。


「魔力流しても、反応しなかったんですけど」


 モニカが”症状”をルビウスさんに伝える。


「うーん、こことここには・・・・リピーターにも傷はないし」


 小柄な子鬼のようなルビウスさんが、小声で呟きながら状態を確認した。


「わかった、これ直るよ」

「本当に!?」


 ルビウスさんの言葉にモニカの表情が”ぱあっ”と明るくなる。


「というか、君でも直せるね。 コアの回路もジェネレータも無傷だから、制御部の故障だね、それも配線絡みだから基礎的な技術だけでどうにかなるよ。 やってみな」

「ありがとうございます!」


 そう答えたモニカの声は先程までよりも明らかに明るい。

 ルーベンに負けてからこっち、モニカの様子が暗かったので、ルビウスさんには感謝だ。

 

「中は大丈夫だったんですね」


 メリダが感心したようにそう言った。

 たしかに外から見た限りだとかなり焦げ付いていたので、中まで壊れていると思っていたが、意外にも軽症で済んでいたらしい。


「その辺は”アルバレス製”だからね、この程度の熱じゃビクともしないよ」


 ルビウスさんが、ちょっと自慢げにそう言って笑った。

 ちなみにアルバレス製品の特徴は基本的に”微妙に低性能”と”無駄に頑丈”である。

 実戦で使い続けるには色々と痒いところに手に届かないが、教育機材としては最高なのだ。

 そしてそのおかげで内部までの破壊は免れたらしい。

 あの熱波の中で耐えきるとは、凄まじい耐久性だ。

 見れば、焦げた外装の中から出てきた”中身”は一部が熱で変形しているものの、全体としてはルビウスさんの言うとおり綺麗なものだった。

 これならば幾つか配線を入れ替えてやれば直るだろう。

 確かに今の俺達でも直せるレベルだ。


「ところで2人とも、いいもの見せてあげようか」


 するとルビウスさんが突然いたずらっぽく笑ってそう言った。


「いいもの?」

「なに?」


 2人がなんだろうかと興味深そうに聞き返す。


「ライリーが旅先から送ってきたんだ」

「ライリー先輩?」

「研修でボルドーに行ってるんでしたっけ?」


 ライリー先輩とはこのピカ研の高等部の生徒で、今は”トルバ南部諸国”の工業都市”ボルドー”のゴーレム工房を巡って研修を行っている。


「そうそう、モニカは会ったことないよね」

「はい」


 モニカがなんだろうという様子でそう答えると、ルビウスさんが後ろから布にくるまれた細長い物体を取り出した。

 そしてドンと机の上に置く。

 すると動作確認中の”ちびリンクス君”達が、突然現れた”障害物”を避けるために”わー”と可愛げな声を出しながら端に散らばった。


「きっと2人とも喜ぶよ・・・」


 ルビウスさんがそう言って包んでいた布を剥がした。

 

 もしモニカとメリダが普通の女の子なら・・・・モニカの出生は”あれ”だし、メリダは虫だが、この場合は無視してくれ。

 もしモニカとメリダが普通の”趣味”の女の子だったら、見て喜ぶってのは”お菓子”だとか”お洋服”だとか、そんな感じのものが想像されるだろうが。

 残念ながらというか、2人とも普通の女の子ではない。


「じゃ~ん!」


 という少々マヌケな掛け声で現れたのは、金属製の細長い物体だ。

 もしこれを見た場合の”正しい反応”は、”なにこれ?”とか”キモい!”とかだろう。

 ちなみに”間違った反応”は・・・・


「うわぁ! カッコイイ!!」

「これ!! ”ランパール”だよね!? 本物!!?」


 である。


「本物よ、”ランパール114” ちょうど権利が切れて”青写真”が公開されたの。 ライリーがボルドーの市場で見つけたらしいわ。 これはその”青写真”でライリーが組んだやつ、そしてこっちが・・・・」


 ルビウスさんがそう言ってもう一つの”物体”を差し出した。

 それは一冊の”本”だった。


「青写真!?」

『まじで!?』


 それを見てモニカが大きく反応する。

 そして流石に、青写真を出されては俺も反応せざるを得ない。


「ランパールは古いゴーレムだけど、作りはしっかりしているわ、簡単な構造だしね、あなた達が学ぶには丁度いいわ」


 ちなみにランパールとは”這うもの”という意味で、細長い体をくねらせて狭いところに入って行く作業用のゴーレムだ。


「ねえ、どっちから”読む”!?」

「この量だと”読み込む”のに結構時間がかかるでしょ? わたしのコアブロックはまだ壊れてるからメリダが先にやりなよ」  

「それじゃ、お言葉に甘えて」


 最初にやることになったメリダがルビウスさんから”青写真”を受け取ると、その本の最初のページを開いた。

 ”青写真”はその名と裏腹に別に青くない。

 中には青いやつもあるが、例のごとくこの単語はあくまで俺が勝手にニュアンスの近い物を割り当てているだけなのだ。

 そして、そこには小さな文字でびっしりと何かの記号が書かれていた。

 実はこれ、全て魔力回路とそれを作成するための工程が書いてある。

 そしてその本をメリダが穴が空くほどの勢いでそれを見つめ、モニカもすぐに読み込めるようにコアブロックに向き直った。


「それじゃ私戻るから、なにか有ったら呼んでね、あと読み込んだらすぐに”作業”に戻ってね」


 最後にルビウスさんが”リンクス君づくり”を忘れないように注意すると、そのまま元いた作業場へと帰っていった。


 目の前に”青写真”をぶら下げられた2人の集中力は凄まじかった。

 メリダは一心不乱に青写真を読み込み、モニカが自分のコアブロックの様子を見つめている。

 2人はこの調子なので俺もやるべきこと・・・・・・をやるとするか。

 俺は動作確認のために今動いているリンクス君達を動かしてさっさと片付けると、密かに先ほどからずっと起動している”後方視界”の映像のチェックを始めた。

 そこにはメリダが捲ったページがバッチリと写り込んでいた。

 つまり”青写真”の内容だ。

 あとはこれを読み込むだけ。

 

 だが、本来”青写真”の正しい”読み込み方”は、メリダがやっているように自分のスキルを起動しながらそこに書かれている”工程”を一つづつ、魔力を使わずに”空撃ち”していくというもの。

 そうすると最後にはスキルに内容が転写されるという仕組みだ。

 なお”高位”のゴーレム特化スキルとかだと読み込み専用スキルとか有ったりするが、メリダのスキルは一番下の”隊位”に相当するもので、そんな便利なものはない。

 

 ただ、俺達のゴーレムスキルも少々”毛色”が違う。

 読み込み専用スキルこそないが、かなり独特の読み込み方が必要だったのだ。


 俺がまずゴーレムスキルを起動すると、俺の視界に制御用のコンソールが表示された。

 そこには既に以前作っていた”青写真”が幾つか表示されている。

 その中に新しい青写真の”新規作成”の手順を行う。

 すると目の前に空の青写真が表示され、入力が可能になる。

 あとはメリダが見ている青写真の書かれた本の内容を、そのままコピーしていくだけだ。

 一度手順を組んでしまえば、あとはメリダが読み終わるのを待つだけになる。

 全部読み込んで、最後に”脳内シミュレーション”で組み上げるのが可能であると確認すれば、新たな青写真の完成である。


 俺は次々に出来上がっていく青写真を眺めながら、その構造などを精査する。

 これもなかなか参考になるので楽しい瞬間だ。

 そんな様子を眺めていると、作業が佳境に差し掛かったモニカから声がかかった。


「・・・ロン、”外壁”の準備おねがい」


 そう言ってモニカが特殊な石を砕いた粉に、魔力潤滑剤を混ぜてこねたものを手に取った。

 見た感じは灰色の粘土みたいなやつだが、魔道具なんかの材料にもなる。


『あいよ、ちょっとまってな』


 俺は青写真の読み込みとは別に、既に作ってあった別の青写真を呼び出す。

 それはただ単に”筒”を作るだけのものだったが、大きさや素材などを自由に指定できるので、こういった場面で役に立つ。


『魔力は流れたみたいだな』


 俺がモニカの修理記録を見ながらそう言う。


「・・・あとはパックした時にも、流れればおしまいだと思う」

『俺もそう思うな』


 そしてモニカが材料をこね終わったところで、俺が青写真を起動した。


 すると画面に”ゴーレム:ビルドオン”と表示され、記載されていた”手順”上から順に実行され、モニカの手の先から複雑に制御された魔力が断続的に流れ、手の中の粘土のような素材が筒状に形を変えて固まっていく。

 今回は魔力回路を彫り込まないのであっという間だ。

 そしてモニカが出来上がった筒を軽く触って問題がないことを確認すると、コアブロックの中身をその中にゆっくりと入れ始めた。


 最初はジェネレータ。

 同じものだが配線周りが新しいものに変えられ、幾分開けたときよりもきれいな見た目になっている。

 それを筒の内側に固定すると、今度は固定用の”仕切り”を筒の中にはめ込み、その上にコアとして使っている3つの制御装置をセットしていく。

 気をつけないといけないのは、比較的簡単な構造のこのコアブロックでさえ、かなりの量の配線があり、それを間違いなく繋いでいくのは難しい。


『その線はそこじゃない、26番ピンの方だ』


 俺が配線ミスを指摘する。

 だがモニカもここで何度も学んでいるので、ミスはこの1回だけだった。

 

「チェック」

『全行程、問題なし、上手く入れられたな』

「あとはこれだけ」


 モニカがそう言って、最後に底面と上面を覆う部分をスキルで作成して、慎重に筒に固定した。 

 だがこちらには魔力回路が彫り込んであるのでちょっと難しい。

 ただ中の信号を分配するだけの回路だが、小さな隙間から配線を繋ぐのは中々に骨が折れるのだ。

 それでもモニカは、ほとんど”強迫的”ともいえる緊張感と集中力でもってそれを達成すると、筒の周囲を小さなボルトで固定した。


「・・・・(ゴクッ)」


 モニカが緊張の面持ちで生唾を飲み込み、最後に確認のために魔力を流し込む。


「・・・あ!」


 外側が新しくなったコアユニットの上部が、魔力に反応するように黒く光り、それを見たモニカが小さく声を漏らす。

 ちゃんと直ってた。

 だが、モニカはまだ不安があるようで、暫くの間じっと見つめていた。

 その視線に込められた意味を知っているだけに、俺も声を掛けられないでいる。


 それでも、やがてちゃんと直ったことを自覚できたのか。


「・・・よかったぁ」


 と心からこぼれ落ちるような声で呟き、その直後、溜まっていた緊張を吐き出すように大きく息を吐いた。


「ふぅー・・・・・よかったぁ」


 そして再びそう呟くと、モニカがコアユニットを愛おしげに撫でた。


『よかったな、これで”最初の一個”だ』 

「そうだね・・・クーディとコルディアーノのも、直せるかな」

『こいつが直せたんだ、あとは難しいだけさ』

「そうだね・・・」


 本当はそれだけではないのは俺もモニカも知っていたが、あえてそれは無視した。


「そうだね」


 モニカが上を向いて、まるで自分に言い聞かせるようにそう言った。

 そしてその目には一筋の、光るものが・・・・・




「そうだ、メリダ・・・」


 モニカが顔の向きを戻し、となりのメリダに向き直る。

 そこには青写真の本にかぶりつくように、読みふける薄紫の巨大芋虫の姿が。


「・・・まだかかる?」

『まだ半分くらいかな』


 おれが進行状況をチェックしてモニカに伝える。


「それじゃあ、声かけられないね」


 モニカが諦めたようにそう言った。

 青写真の読み込みは途中で止められないので、このまま放置するほかあるまい。

 それにメリダ自身も新たな青写真に夢中で聞く耳を持っていないだろう。


『リンクス君づくりに戻るか』

「そうだね」


 俺達はそう結論を下し、再び机に向かったのだ。


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