第201話 バカは止まらない
エレベーターを行ったり来たりしているカップルがいる…
部屋は買ったが入室しない。
パネルのボタンを押してから15分以内に入室しないとキャンセル扱いで入室できなくなるのだ。
エレベーターのドアを開けては廊下をウロウロ…ウロウロ…
別の階でウロウロ…ウロウロ…
迷っているわけではない。
レアモノなだけだ。
「お客様、そういう行為は他のお客様に迷惑ですのでご遠慮願います」
露出狂…リモコンローターを使用して、コートの下は裸だったりする。
(ホント迷惑…)
「すいません。部屋に行きます」
「あぁ、入室時間過ぎてるんでキャンセルされてますので、利用されるなら買い直してください」
「えっ? また…」
「利用されないのなら、それで構いませんよ、いずれにしても車すぐ出してもらえますか、迷惑なんで!!」
大人しく、車を出して、1周して、部屋を買って真っ直ぐ部屋に入りました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます