ラブホライフ
桜雪
第1話 マッサージ器
フロントへ電話が鳴る。
中年の男性のからだ。
「あの…マッサージ機の調子が悪くて…」
「えっ?当ホテルにマッサージ機はございませんが」
「いえあの…備え付けのマッサージ機…」
「はい?」
「動かないんです」
しばらく考えた…さっぱり解らない。
「あの…その…ハンディマッサージ器…」
「ハンディ?」
「ピンクの…」
「あっ!! 電マですか?」
「はい…あのそうです…」
「御取り替えいたします」
最初からそう言え!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます