第58話 ブラッディ・ドラッグ2

 確かに騒がしい雰囲気があるなと、外にまで漏れてくる気配に笑いながら、ただいま戻りましたと言いながら中に入れば、ソファで寝転んでいたチェシャが飛び起きた。

「ちょっ、濡れてるじゃない!」

「え、ああ、そろそろ本降りになってきました」

「いいからそこから動かない!」

 はあ、なんて曖昧に頷けば、すぐに風呂場からタオルを持ってきてくれて、頭に乗せられる。続いてお湯を落とす準備を始めるのを見れば、遅く。

 柴田は随分と、自分が濡れていることに気付いた。

「おや……」

 スラックスの裾から、ぽたぽたと水滴が落ちているのを見れば、靴が水分を吸って色を変えている。

 屋内では雨音が聞こえていないのに――それほど、ゆっくり歩いていたのだろうか。

「おー帰ったかー」

「ええ、ただいま戻りました。珠都さん、肉を買ってきたのでどうぞ」

「気が利くな! じゃあ休憩して食うかー。おいエリコ! リスゾウ! 肉だぞ!」

 手早く濡れた服をタオルでぬぐって、靴を脱ぐ。戻ってきたチェシャに、そのまま風呂場に押し込まれたので、シャワーを浴びた。

 手足の感覚が鈍い――。

 考えすぎていたのか、現実と感覚の齟齬が発生しているようだ。簡単に言えば、思考に気を取られて鈍感になっている。そういえば写真は濡れていないだろうか。

 躰が暖まってから出れば、服が用意されていた。チェシャが柴田の自室から運んだのだろう。一人分の服だが、洗濯機も回しておき、リビングに戻れば、全員が揃って肉を食べていた。いつもの焼き鳥である。

「柴田、珈琲なー」

「はいはい、今落としますよ」

「たまちゃんはまたそういう……いいけど。さすがに珈琲は手伝わないから」

「ええ、チェシャも座っていてください。エリコさんも気にせずどうぞ」

「わかったわ。というか、随分と曖昧なのね……?」

「共同生活ですから、大きくルールはありますが、縛るばかりが得策とは限りませんよ。結果、上手く回せればそれで良いんです――我儘を言ったぶん、ほかで返して貰いますから」

「おう、わたしはだいたいそうだぞ」

「まあ新生活ですから、楽しんでください」

「楽しめると思ってるの……?」

「はて?」

珠都たまつさんの怖さは訓練でさんざん教えて貰ったし、ゾウムは香奈子さんの蹴りを学んでるし、ラッコさんはなんか威圧感あるし、瑞雪みずゆきさんはもう除外! こんな場所で暮らすのにどこがハッピーなのよ!」

「そりゃお前、蹴られないからだろ」

「飯が出るぞ」

「気を遣わなくていいし」

「妖魔のままでも問題ないからのう」

「エリコさんも、ようやくリンナさんが離れて一人、巨人族オーガとして気にせず過ごしてください」

「何を気にしないのかすら、よくわからないわよ! ……というか、実際にどういう過ごし方をしてるの?」

「いや俺、大学生」

「私は高校生」

「わたしはチェシャと同じクラス」

「儂は寝ておる」

「俺も大学生です」

 現実を教えたら、エリコは頭を抱えてテーブルに突っ伏した。

 珈琲を落とし終え、柴田はリビングとキッチンの間にあるカウンターに軽く体重を預けるようにして、一息。

「さて、食事中ですが」

「慣れてるから気にしなくていいぞ」

「エリコさんやゾウさんは、多少気にするでしょうから。連絡は一応しましたが、遊園街で一つの屍体が上がりました。事情もあって表に出せず、医者も解剖できずに血液のサンプルを解析中――でしょうね。先に質問なのですが、異種族の血を利用したドラッグというのを、ご存知ですか?」

 問えば。

 口を閉じた彼らの中、珠都だけがすぐに。


血液の薬物ブラッディドラッグ


 そう、口にした。あと肉も放り入れた。

「おや、もしかして常識でしたか?」

「人間に紛れて過ごす異種族の、三割くらいは知ってる情報ね。私は暗殺の仕事をしてた時に聞いたし、場合によっては親からその危険性を聞かされる。ただ、そもそも異種族の血液は、人間とは明らかに違うのね」

「どう違うのですか?」

「簡単に言えば、血液型と一緒。人間だってO型の血液が一番汎用性があるでしょ」

 あるいは、弱いと言っても良い。基本的には、同じ血液型が輸血されるのが常識だ。

「わたしら竜族は、姿を変えるだろ。エリコなんかが持ってる巨人の力も、身体構造そのものよりも血液による施術が限りなく近い。ここで注目すべきは、竜化しても躰は変わるけど血は同じってところだろうなー」

「竜になって得た優位性を持っていようとも、人型の時と血液に変化はない。皮膚は鱗に覆われていないけれど、流れている血液は同一である――ですか」

「おう。つまり、まったく人間とは違うものなんだよ、同じ色でもなー。ただ、わたしたちは人型に擬態してるのと同じだ。んで、人間は竜になれんぞ」

 そうだ。

 大前提として、そんなことは不可能。

「けど、悪用はされるのは歴史が証明してるぞ。えつもそこらは注意してたな。まあ信頼もあるから、採血だって任せたし、知識もあるからなーあいつ」

「仮に、その血液を体内に入れた場合は、どうなりますか」

「経口摂取――まあ、単純に飲んだ場合は、量にもよるが特に何もないぞ。腹を壊すのが関の山で、体内に吸収されてもそいつが血液になることは、ほぼないし、混ざることもないな。あ、これ聞いた話だぞ? 直接血管に撃ち込んだ場合、大半は心臓が耐え切れずに死亡するらしいな」

「ああ、そうですね、内臓そのものの強度も違いますか……」

 さんざん蹴られても壊れなかったリスディガは、躰が丈夫なだけでなく、その中身の強度も高かったからか。

「エリコさんも、そのあたりは気を遣っているのですか?」

巨人族オーガはそもそも、人に紛れて生きることが前提になるから、そのあたりの警戒は必ず教わるわよ。怪我の治りも早いし、力も強い。血を見せないことは最低限」

「なるほど」

「写真を見せなさい」

「ああ失礼、少し濡れたかもしれませんが、こちらです」

 封筒はしわくちゃだったので、写真を取り出してテーブルへ。

「おー、変異してんなあ……」

「う……」

 慣れていないのか、エリコは口に手を当てて視線を反らした。それが当たり前の反応だ。

「見たことある変異ね」

「おやチェシャ、ご存知ですか」

「あれ何だったかな……? 先生も覚えてるかどうか知らないけど、んー……薬物関係だったかどうかが、定かじゃない。違う気もする」

「どっちにしても、聞くは聞くけどブラッディ・ドラッグはそもそも、作れないだろ。出回ってるって話も聞かないぞ」

「――いや、作れるよ」

 会話を聞きながら、焼き鳥を食べていたリスディガはようやく、そこで口を開いた。

「吹雪センセイに聞けばもっと詳しいんだろうけど、俺も魔術の先生……鷺城さんから、多少な。材料を聞くか?」

「ええ」

「子マニラの体液、つづみヨード、グランフォルのよだれ、不死者の粉末、古代竜の瞳、異種族の血――これらを、ある割合で混ぜ合わせると、ブラッディ・ドラッグの完成だ」

 ちなみに、不死者の粉末や古代竜の瞳など、これらも全て魔術素材に該当するが、本当に不死者から採取するものではない。あくまでも、その粉末があたかも不死者を砕いたようだから、などといった名称だ。

 しかし。

「どれも手に入らんぞ、それ」

「俺は詳しくないのですが、販売店などでも入手は不可能ですか?」

「んや、かつては魔術師協会の息がかかった専門店とか、その名残とか、まあ不可能とは言えない程度に、稀ではあるけれど、手に入るよ。時価総額を概算しただけで、国が傾くけどな」

「実際にそれを完成させたとして、効果はどのような?」

「対象異種族の六割を得られるらしい。簡単に言うと、人間離れした身体能力の六割――か。体内の血液比重が変化するから、相当に苦しむらしいけどな」

「仮に――目標をそこに定めた実験だとして、今回の可能性はどのくらいありますか」

「3%以下」

 にべもなく、リスディガは断言した。

「まず魔術素材がこのあたりじゃ見つからないし、輸入はもっと難しい。こっそり仕入れるなら拳銃の方が簡単だぜ。その上で、精製をするなら吹雪センセイの使ってる施設がなきゃ、奇跡を願うくらいしか方法がない。それらをクリアした先なら、あるいは可能性もあるが、これが実験結果ならお粗末すぎる」

「この屍体の情報はどうなってんの」

「そちらはまだ」

「わかった、そっちは私が調べとく。あくまでも念のためね」

「お願いします。となると……身体強化系の薬の関連でしょうか」

「俺はその線を推す。変異したのは結果として、次が発生するかどうかはまだわからないが、何かしらの薬が関わっている可能性が高い」

「あー、あれだなー、この前の射撃試験で落ちて再訓練とか、再試験とかがあるから、間に合わせに使ってやろうって可能性もあるなー」

「ああ、そんなものもありましたね。しかし、やはり可能性の域からは出ませんか」

「さすがにこの情報だけじゃ、確定はできないだろ。実際に動くとしても、遊園街ってこともあって、隠密になるならラッコさんやギョクさんの方がよっぽど上手くやる」

「やりたくはないなー」

「同感ね。個人がやってるとは思えないし、遊園街って場所を考えるなら金銭目的か、勢力争い――その二つでしょ」

「その上で相談されたものですから。一応、念押しはしておきましたよ――こちら側に流出しないように、と」

「ここのところ、遊園街は騒がしいからね」

「ようわからんが、儂はもう良いな? 散歩をしてくる」

「お気をつけて。雨だからといって浮かれないように――わかりましたね瑞雪」

「儂を何だと思っておる。大丈夫だ、繁華街を歩いていると何故か食料の差し入れがあるからのう」

 誰も食事の心配なんぞしていないが、傘も手にせず和服のまま、リスディガも連れず一人で外へ出て行った。いつも寝ているわけではなく、時間はともかく一日に一度はこうして散歩に出るのが瑞雪の日課だ。勝手に怪異を発生させているわけでもなし、ほぼ放置はしている。

 吐息を一つ、少し躰が重く感じた。

「――また冷えるから、自室で休みなさい」

「……ええ、ではそうします。瀬戸さんへの第一報は、今の話をまとめておきます」

「よし、じゃあ続きをやるぞ、エリコ」

「え、ええ、どういうわけか邪魔ばかりするような気がしなくもないけれど、ええ、まあ、うん……」

「諦めろ!」

「珠都さんが言わないで!」

 竜の手は、猫の手よりもいらないらしいと、柴田はカップの片づけをチェシャに頼み、自室へ戻ると、ベッドに腰を下ろして瞳を閉じた。

 だがすぐ、目を開く。

 意識が落ちそうだったからだ。疲労が溜まっている時の典型である。

 電話だとこちらのテンションが伝わりそうだったので、文字を打って送っておく。返事があるかどうかは知らないが、少しは休めるだろう――が。

 時間は取れるが、休めるのだろうかと思えば、ノックと共にチェシャがやってきた。

「おや、どうしました?」

「判断はそれぞれだけど、私は黙って見てるほど我慢強くないし。――で、どうしたの」

 キャスターつきの椅子を引っ張り、背もたれを逆にして座ると、正面に移動する。柴田は小さく苦笑しつつ、誤魔化そうかどうか逡巡するが。

「まあ、話しても構わないのですが」

「うんなに」

「死んだと思っていた友人を、前の仕事で見かけたんですよ」

「――へえ? 柴田がこっちに来る理由になった?」

「ええ」

「たぶん私は、その信憑性やらなにやらに口出しはできないから聞くけど、どういう人だったの? 私の印象だと、お調子者って感じなんだけど。ルール違反をしたらしいし」

「いえ、そうでもありませんよ。身長が低くて胸も小さく、口が悪くて短気でやや乱暴な女性です」

「……女?」

「少なくとも俺からは、そう見えていました」

瑞雪みずゆきもそうだけど、妖魔を前に姿を隠したり変えたりって、ほぼ通用しないでしょ」

「そうですね。俺たちは人の本質というか、存在をそのまま感知しますから。しかし――全体を見れば、男性だと錯覚していた人は多かったです。おそらく明松かがりさんも」

「先輩も?」

「はい。なにせ、取り締まりをしたのは明松さんですから」

「あーそういえば、そうだったかも……」

「感謝はしているんです。どうであれ、俺がここで暮らせるのは彼女のお陰という部分もありますからね。ただ、生きているとは思っていませんでした」

「先輩に聞いたら?」

「……、そうなんですけどねえ」

「なによ」

「正直に言いますが、そこを確定するのが少し怖いです」

「柴田、逢いたくないの? 逢いたいの?」

「優柔不断のようにも聞こえますが」

「わかんないのか」

 わからないというより――良いのかと、自問している。

 それで良いのかと。

 良いも悪いもないが、今の柴田は逢っていいのかどうかも決められず、ただ、逢うべき理由を探して、背中を押す何かを見つけようとしている。

 だって、友人なのだ。逢いたいに決まっているじゃないか。

「柴田って、自分で自分のこと決めるの、苦手よね」

「ええ。特に、誰かが関わることは迷いますよ」

 小さく笑えば、瞼が自然と落ちてきた。こりゃ駄目だと思ってベッドに転がった柴田は、チェシャの腹部を抱くようにして引き寄せる。

「ちょっ、柴田!」

「わかってはいるんですよ――」

 視界が閉ざされれば、更に暗い何かが意識を塗りつぶしてきた。

「――あとは俺が決めるだけなのも」

 二分もしないうちに、すやすやと寝息を立て、腕の拘束が緩んだ。じゃあ何故抱き寄せたんだと、チェシャはするりとベッドから降りた。

 ――けれど。

 こんな柴田は、珍しい。

「もう……」

 少し手が熱かったのも気になったので、室内温度を少しだけ上げてから部屋を出た。リビングに戻れば、リスディガがまだいた。

「珈琲、まだ残ってた?」

「ん? ああ、残ってるけど悪い、カップ洗った」

「あらそ。――何を考えてた?」

「どうして柴田が、ブラッディ・ドラッグへ至ったか、だな。オチを話してなかったんだが、聞くか?」

「なに?」

 残った珈琲を、猫のついたマグカップに注ぐ。まだエリコ専用のものがないけれど、巨人族の場合はどんなワンポイントが良いのだろうか。やっぱり強度を上げるべきか。

「オチはこうだ。成功した薬を飲んで、その結果、――半種族ハーフ?」

「あー……子供でも作れってことか」

「……柴田の場合はどうなんだろうな?」

「うっさいわ。まだ抱いてくれないし。それを言うならそっちでしょ?」

「いや、妖魔は子供できないから」

「――え? そなの?」

「柴田って実例がある以上は、不可能じゃないにせよ、人間の方法だとかなり可能性が低いんだって。特に、瑞雪さんにとっては食事みたいなもんだから」

「……そういえば、半人半妖って、そもそも聞かないかも」

「だよな。じゃ、だったらどうして、明松さんはそれを知っていた?」

「武術家だから」

「武術家だから命を半分、預かることができたか?」

「……なによう」

?」

 ソファに腰を下ろしたリスディガは、頭の後ろに手を回して天井を見上げる。もう思考そのものはまとまっているらしい。

「結果論だよ。実際に俺も、異種族がなんとはなしに集まって、こうして暮らしていて、血液に関わる事件もあって――なるほど、変質した人間の屍体が出たなら、繋げるのは普通なのかもなと、そう思っていた繋がりでの思考だ」

「先輩の裁量でしょ」

「じゃ、その友人ってのは、殺されるくらいよほど悪質なことをやらかしたのか?」

「ん……先輩が直接向かって、反省の意思なしと判断して発砲。私は現場を見てたし、通報したの私だし。とっくに先輩は情報を掴んでたけど」

「じゃ、明松さんはどこで気付いたんだろうな」

「なにが」

「殺すほどの違反ってのに、俺は今までお目にかかったことがねえから」

 そう言われれば――それがあったのは、本当に初期の頃だ。まだ明松が統括室に入ってばかりの時は、見せしめの意味合いもあって、屍体がよく上がった。

「ちょっとリスディガ、どこまで知ってんの」

「あのな? 海でドンパチやってた時、こっちは狙撃位置についてた。しかも、人間の存在を誤魔化しなく捉えることができる、瑞雪みずゆきさんと一緒にだぜ? 柴田の知り合いで、しかもあれこれ悩むような相手は、俺の知ってる限り一人しかいねえだろ」

「現場で見てたんだ」

「俺らの存在にも気付いてたから、あえて報告はしてない。見逃されたのはこっちだろうしな」

「私には話しなさいよ」

「瑞雪さんに教えられるまで、その存在を照準器の視界に入れていたことにすら、気付いていなかった――そんな報告を?」

「……本気で言ってんの?」

「瑞雪さんに言わせれば、気付いたのは俺らだけだ。最後は柴田も気付いたが、それ以外は何も。錬度が高いとかじゃない、なんつーかこう……紛れてるんだよ、ありゃ」

「瑞雪――は、散歩か」

「どう考えても、仕事として柴田とやってきた。けど、たぶん友人ってのも嘘じゃない」

「根拠は?」

「だって柴田は、こっちに来て上手くやってる。異種族以上に、稀な人種なんだぜ? 一般の空気の中で過ごしてたって、必ずどっかで無理がくるだろ。こっちに来たのは、仕事だろう。だが、柴田を連れて来たのは仕事じゃない」

 あくまでも俺の見解だけどなと、リスディガは付け加えた。

「だいたい、柴田は外にいた時の話をしないだろ。したくないならわかるが、話がないなら、見当もつく」

「あんたのそういうところ……」

「なんだよ? 俺は柴田やギョクさんと違って、過去をきちんと精査して当たり前の思考を辿ってるだけだぜ。ラッコさんみたいに、即応もできねえし」

「適材適所なのはわかってるけどさ」

「だから、頼むぜ、ラッコさん」

「なによ」

「柴田が出て行くって言ったら、引き留めるのはラッコさんしかできねえから」

「あーうん」

 その時は、どうだろう。

「私も一緒にどっか行くかもね」

「そしたらギョクさんが止めるから大丈夫」

「そう?」

「おう。だってそうなりゃ、俺と瑞雪さんもどっか行くから」

 そして取り残される女が二人。

 なるほど、確かにそうなりそうだ。



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