第6話 とある救世主

「どうしたら...」

俺は困り果てた。

「ちょっと待って下さい!」


「きっ、君は!」

「翔さん!この場は私に任せて!」

彼女の名前は綾瀬絵里ちゃん俺の後輩運転士。社内でも有名な美人運転士だ。

「とにかく翔さんは指令に報告!南里さんは運転区に急いで!」


絵里ちゃんの言う通り、俺は指令に緊急連絡した。


「もしもし!指令ですか!?」

「はい!こちら輸送指令です!」

「今すぐ鹿児島本線に防護無線発砲!及び駅停車中の列車は運転見合わせ!良いですか!」

「輸送指令了解!その通りの措置を取ります!」

お俺は勢いで救急、警察に連絡を取った。

南里は立場を活かし、付近道路をキープアウトした。

ピーポーピーポー(救急車が通りまーす!)


その後愛は救急車で搬送、飛び込み人は間もなく死亡確認された。      続く

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