どっちに自白剤を飲ませてどっちに睡眠薬を飲ませるんでしょうかねーw
作者からの返信
どちらかの薬をどちらでもいいから片方だけに飲ませるだけで事は解決しそうです。
編集済
予告をいただいた通りでした。
ロマンチックなサブタイトルなことがありました。
花火は、やはり絵になりますね。物語に使えるアイテムです。
このサブタイトルなことで、ビアンカさんが気を失ってしまうなんてことが起これば、クロードさんに制動をかけられたのでしょうが、それは無さそうですね。
こうなると、クロードさんの気持ちにも弾みがつくことでしょう。
クロードさんは、ミラ王妃様のお楽しみを踏み台にして、着実にビアンカさんとの事を進めていますね。でも、それもミラ王妃様の思惑のうちかも知れませんが……。
合間妹子様はリュックさんを使って、クロードさんとビアンカさんが移動するきっかけを与えています。うまくストーリーの流れを作っていると思いました。
このような流れの作り方は参考になります。
今回、表現方法でハッとしたのが、「リュックは一礼して」からの2行です。
実は、この時のリュックさんの表情の描写があれば、より効果的じゃないのかな? というか、その顔を見たかったと思いました。
ですが、すぐに「国王は笑いをかみ殺している」とあって、間接的に表情を想像できました。
始めに空の皿を出して、ちょっとがっかりさせて、そのすぐ後に、別の皿に欲しかった食べ物を盛って出した、みたいな感じでした。
目立たないと思いますが、この手法も面白かったです。
「自白剤」と言うのは、それなりに冗談っぽく聞こえました。
でも、クロードさんから「睡眠薬」という言葉出たのには、ギョッとしました。
この人結構黒いんだ、と感じてしまいました。しかも、それを最愛の人に言ってしまうなんて……。
女性読者には、少なからず衝撃があったと思います。
クロードさんも合間妹子様も、思い切ったことを言った/言わせたものだと、驚きを感じました。
ビアンカさんが理解しておらず、また触れてはいけないと感じたのか、聞かなかったので、クロードさんの深部は、彼女に伝わっていないと思いますが、考えされられるエピソードでした。
もしかしたらこの発言は、クロードさんなりに本来の自分も見て欲しいという覚悟だったのかもと、自分なりの想像する次第です、ハイ。
次回のサブタイトルからも、クロードさんの心が高まっている証かも知れませんね。
うーん、華やかに見えて、深い第16話でした。
作者からの返信
クロードはビアンカと初めて会った時こそ興奮?緊張?気味で魔力が制限出来なかったようです。その後ビアンカが毎日魔術塔に勤務するようになって慣れてきたので手を繋いでも、腕を組んでも、デコチューをしても気を失うことなく、大丈夫になりました。唇にキスももちろん出来ましたね! 良かったです。
お城の塔の上で二人きりで花火を見ながら、ファーストキスなんて素敵なシチュエーションです。王妃さま、リュック・サヴァン中佐ありがとう、ですね。
リュックはこの作品の次作にアメリの相手役の男主人公なのでここで少しどういう人なのかを少しだけ印象付けてみた、という思惑もあります。舞踏会で注目されている美しいビアンカを気軽にダンスに誘うような方です。もちろん彼はクロードがどんなに怖い人なのかも知っていて、それを承知でビアンカに声を掛けるという少々命知らずな一面もあります。あそこでリュックの表情も描写を入れる、ということには思い至りませんでした。
国王陛下が笑っていたのは、そうですね、リュックの無謀さ大胆さが可笑しかったからでしょう。あのクロードがビアンカを手放して他の男性と踊らせるはずがありませんからね。
問題のクロードの発言、睡眠薬は彼はアメリがリュックに対して使って既成事実を作ってしまえと言う意味で言ったのですね。未婚の男女が二人きりで一定の時間を過ごすだけで即結婚しないといけない、という社会ですので。男性が女性に睡眠薬を使うのはシャレになりません。それでもクロードさん、少々ダークな冗談が過ぎましたね。ビアンカがその意味を追究せず、流したのが幸いでした。
クロードは純粋無垢なビアンカに合わせて彼女をそれはそれは大事にしています。今回のファーストキスだって、出会ってから一か月以上も経っています。それでも彼も三十前のいい大人なので、まあその辺りの事情はご想像に任せます。
次回の題名からもお分かりのように、また二人の関係は進展します。お楽しみに!
花火と共にキス、ロマンチックです
作者からの返信
作者自身の憧れですから!