読書をしたら、思い返そう!
速読をする上で、大切なことがあります。
速読を雑読みとしないためには、読んだ本を記憶から思い返すことが重要になります。
目で読んで、理解するのに時間が掛かる。だから小説は読むのがダルい。
でも目で読んで記憶に入れておくだけなら、そんなに手間はかかりません。
この行動に手間暇が掛かるのであれば、記憶に障碍をお持ちか、目に何らかのハンディがあるかと思われます。
通常、人間は目で見て認識したものをすべて記憶します。
これを読書に活かすのです。
速読で、視野を広げたり単語読みしたりなどを行ったのも、実は「思い返す」ためです。
(このエッセイをかきあげた時点では、思い返す項目を忘れていました。お詫びします)
ですので速読のやり方は、以下の通りになります。
目で認識できる範囲や項目を増やす
↓
速読開始……この時点では文字を理解しなくていい
↓
認識した文字を一旦記憶する(今風に言うなら、脳内ストレージに入れる)……曖昧でいい
↓
速読終了後、認識した文字から本の内容を振り返る……確認してもOK
↓
繰り返し読みを行う
覚えるとは、一字一句全て暗記しろというのではありません。
頭の中に強く残った文字、そこから連想した風景や物や人物をかいつまんで覚えるだけです。
できれば、文字を見ただけで映像を連想出来ると覚えやすくなります。
例えば、「馬」と出てきたら、図鑑や動画の馬が浮かぶなど。
普段の生活から「物語を思い返す」トレーニングを行うならば、寝る前が一番時間が取れると思います。
日記の習慣を付けるのが一番有効的ではありますが、横になってから頭の中で今日の出来事を逆回していくだけでも効果あります。期近の出来事から一日の始まりへ、ときを遡るようにします。
実際の読書も、終盤あたりが一番良く覚えているとおもうので、そこから逆算するのがいいと思います。
高度な速読スキルを持っている人は、こんなことをしなくても内容を理解してしまうそうですが……。
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