改。ショートショート
深井 ゆづき
改。ショートショート
ショートショートにはまったのは、小学校低学年の時であった。
本を読むのが嫌いな私に、母が与えたものであるから、自分が選んだものではない。
一話が短く、そして完結する。頭の中で空想できて、意識の中ではこんなに、自由に歩ける、走れる、飛べるのかと感動した。
幼いながらに「ショートショート」とノートに題をつけ、書いていたが、今見るとそれはほとんど原作のまねである。
そして何事も長続きしない私だから、何話かかいてやめてしまった。
あれから10年ほどの時間が流れ、様々な、どちらかというと険しい道を選んで今に至るけれど、私の本好きは勢いを増しているように思う。
そこで、ショートショートに戻ってきた。
正確に言うと、星新一さんのものではないけれど、そのようなもの。短くて(原稿用紙3枚以上)、一話完結。A氏やM社という風に、固有名詞は使わない。
きっかけは、春休みに入ったから。
もともと毎日のように日記をつけているが、現実の話だけではおもしろくない。
少しの空想を加えて、面白くしたっていいじゃないか。そのほうが楽しい。
私の勝手な「現実+フィクション」なので、読みたいと思う人も、いいなと思う人も少ないとは思うけれど、それでいい。好きなことを、思ったことを、色々に膨らませて、ショートショートにしよう。
今日を、「改。ショートショート」の始まりにしよう。
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