流葬

いしきはみなもに  意識は水面に

ちはそこに     血は底に

にくはながれて   肉は流れて

みずへとかえる   水へと還る


岸辺を歩くひとびとは

火のついた骨を掲げている

陸地はやがて断崖に途切れ

死人は静かに沈みゆく

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