【千波叶羽・七井光也の章】事前情報(キャラ設定等)

名前:千波叶羽(せんば・とわ) ※キャラ情報提供 秋空脱兎 様


容姿:肩までの長さの黒髪で、大きめだが眠そうな目。背丈は145㎝くらい


基本人格:気味が悪い程に穏やかで、臆病


立場と状況:中学一年生で、現在不登校。それが原因で家族からは疎まれている。


過去:小学生までは正義感が強く、明朗快活だった。

   苛められていたクラスメート(担任は匙を投げてる)を助けた結果、纏めて標的にされる。

叶羽自身は全く気にしていなかったが、苛められていたクラスメートが自殺してしまう。苦悩した末に、自分を含めた全てに絶望してしまう。


秘めた思い:自分がやっていた事は、ただの自己満足だった。もう波風を立てたくない。何もかも怖い。けど……叶う事なら、今度こそ、本当の意味で誰かを助けたい。


 §


名前:七井光也(なない・みつや) ※キャラ情報作成 神代零児


叶羽のクラスメイトの少年。身長157cm。


磨けば光りそうな容姿。髪型のセットに時間を掛けないが、元々保湿力の高いサラサラヘア。


中々のゲーム好きであり実力も伴う。クラスではゲーム攻略のアドバイス等を提供したりもし、それが相手目線に立ったもので教え方が上手い為に周囲から一目置かれている。相手目線に立つ事が出来るのは、彼自身が人格の素地として持つ気前の良さから来ている。


快活だが所謂オタク気質であり、思春期らしい恋への興味が芽生える気配は見えない。女子も多くゲームを嗜む今の時代、公然の場でも異性にそういう方面で頼られる場面もあるが、そこから親密な空気に至るという事はこれまで無かった。


幼い頃からのめり込み易いというそのオタク気質に起因する潜在的な自己意識の高さが有り、相手に依って態度を変えたりしない。


小学生時代苛めが原因で他クラスの生徒が自殺する出来事が起きた時も、悲惨だ、苛めは悪い事だ、という思いを抱きはしたが、自分の直接の知り合いでは無かった為に、当事者の気持ちを慮ったり情を寄せたりするまでには至らなかった。


 §


『二人の出逢いの為の流れ』(※今企画ではキャラVSという趣旨的に、読者に二人が出逢ってからの展開を想像して頂いて貰う事が特に重要となるので、その為の情報として出逢い前の流れは先に明かすものである)


或る日、光也はクラスメイトと無邪気さから罰を掛けてゲーム対決をするが、そこでまさかの敗北を喫してしまい――不登校のクラスメイト千波叶羽、彼女と会ってどんな感じの子か確認する――というその罰を受ける事になる。


その無邪気さは人の気持ちを考えない残酷なものだと多くの者が『言える』が、実際に『決める』権利を持つのは、その対象とされた当人の叶羽だけである。

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