宿のご飯と日焼けとお風呂のお話。
目の前にずらっと並ぶご馳走の数々に、
海での騒動の後もひとしきり楽しんだ一同は、夕陽が沈む少し前に宿屋へと戻った。大浴場を堪能し、少し休憩もし、美味しいご飯を堪能している。なお、この宿屋は食事を部屋でいただく旅館スタイルなので、人目を気にせず皆でわいわいと食事を楽しむことが出来る。
「わー、すっごく大きな海老だー!美味しそうー!」
「レレイ、殻は食えないからな?食うのは身だけだぞ?」
「それぐらい解ってるよ、クーレ」
ぷんぷんと怒りながら言うレレイを、クーレッシュは面倒そうにあしらった。レレイが大はしゃぎで見ていたのは、巨大海老の姿焼きだ。伊勢海老のような、大ぶりの海老である。食べやすいように切り開いてあるが、立派な殻も盛り付けの一つとしてそこにあった。
いそいそと自分用の皿に巨大海老の身を取り分けて、レレイは大きな口で食べる。下味がきっちりつけてあるので何もいらないらしい。口に運べば、ほんのりと感じる塩味と、海老の濃厚な旨味が広がった。ぷりぷりとした身の食感は、海老本体が大きいからかやや大ぶりだ。それでも、噛めば噛むほど口の中に旨味が広がるので、満足感が凄い。
「おーいーしー!いっぱい食べられる!」
「いっぱい食べるのは良いけど、僕らの分まで食べないでね?」
「気を付ける!」
「お前ら、自分が食べたいと思った分は先に確保しろ。こいつ、一応頑張るつもりはあるらしいが、美味いもんだらけだから、うっかり食べ過ぎる可能性があるぞ!」
「「了解!」」
満面の笑みで食べ続けるレレイに悠利がツッコミを入れるのだが、それに返ってきたのは話を半分聞いていないようなお返事だった。元気の良い返事だが、話半分っぽいというか、気もそぞろだ。それを聞いたクーレッシュが、即座に他の面々に注意を飛ばす。言う方も言われる方も慣れていた。レレイの食欲は皆がよく知っている。
わーわーと騒ぎながら食べている子供達を見つつ、大人組は静かに食事を続けている。大人は大人で固まっているのは、静かに食事をするためだ。弱肉強食の料理争奪戦みたいな空間に入りたくはないのだ。
ゆっくりと食事を楽しみながら酒を嗜む大人達の表情は、穏やかだ。賑やかで騒々しい食事風景だが、何だかんだで今日は休暇なので彼らも気を抜いている。それに、せっかくの美味しい料理を堪能するのに、小言を口にするのも面倒だったのだ。
「あら、このソース、不思議な味わいですけど、美味しいですね」
「何のソースだろうな?色は少しばかり暗いが」
「あぁ、それは肝やミソのソースですよ。魚や海老の内臓部分ですが、臭みを抜いて調味料で味付けをしているんでしょう。素材の旨味が凝縮しているので、魚や海老と相性が良いのだと思いますよ」
「流石ですね、ジェイク」
「いえいえ。僕も先日食べたときに説明を聞いただけです」
蒸し焼きにした魚に付けるようにと言われたソースについて話していたティファーナとフラウに、ジェイクが説明をしていた。なお、ジェイクの言う先日とは、数日前のことだ。先に現地入りをしていたので、皆が知らない料理も知っているジェイクなのである。
後、別に料理にそこまで興味はないのだが、その地方の食文化という意味では興味をそそられたらしく、色々と説明を受けたのだ。安定の知識欲の権化みたいなジェイク先生だった。
アリーは特に口を挟まずに静かに晩酌を楽しんでいる。地酒を楽しむのは旅の醍醐味というが、美味しい肴と美味しい酒があれば十分らしい。賑やかに盛り上がる周囲とは一人雰囲気が違った。
と、その足下にひょっこりと姿を現したルークス。じーっとアリーを見上げている。何がしたいのか解らずに見下ろすだけのアリーに、ルークスはにゅるりと自分の身体の一部を伸ばして、お皿みたいなものを作った。
「……何か欲しいのか?」
「キュ」
「お前が食う分は向こうに用意されてるんじゃないのか?」
「キュピ、キュピ」
「あ?」
ルークス用の野菜炒めは今日もちゃんと用意されている。そちらを食べれば良いのはずなのに、何故かアリーの元から動かない。ください、と言いたげに身体を揺すっている。
ルークスが何をしたいのか解らずに眉間に皺を寄せるアリーに、のんびりとカルパッチョを食べていたジェイクが口を開いた。
「アリー、もしかしてルークスくん、貴方が食べていた貝の残骸を処理しようとしているんじゃないですか?」
「……何だと?」
「キューイ!」
「当たったみたいですねー。いつもの生ゴミ処理と同じことをしようとしているんですよ。自分の仕事だと思っているんじゃないですか?」
「遊びに来たんだぞ、今日は」
「キュー」
ジェイクの説明に、ルークスはこくこくと頷いた。何で遊びに来たのに仕事をしようとしているんだと脱力するアリーだが、ルークスは聞いちゃいない。早くそれちょうだいと言いたげだ。
しばらく疲れたように脱力していたアリーだが、ルークスがキラキラと目を輝かせるのを見て、色々と諦めた。食べ終わった貝の残骸を、そっと皿ごと差し出す。ルークスは嬉しそうに鳴くと、恭しく皿を受け取りぱっくんと飲み込んだ。器用に皿の上の貝だけを取り込むと、丁寧に皿をアリーに返す。
それで満足したのか、ぽよんぽよんと跳ねて悠利達の元へ戻る。今度はそちらで残骸を処理しようと思っているのだろう。安定のルークスだった。
「キュピー!」
「あ、ルーちゃんお帰り。何してたの?」
「キュ!」
「……あぁ、同じことしてたんだね、ルーちゃん」
「キュイ」
悠利の問いかけに、ルークスはひょいと悠利の皿に載っていた貝を取ることで答えにした。嬉しそうに笑いながら、貝を体内に取り込んでいく。褒めて褒めてと言いたげな仕草に、向こうでもこれをやってたんだなと思う悠利だった。
しかし、可愛いので褒めるのは褒めた。頭を撫でて褒めると、ルークスは嬉しそうに鳴くのだった。
「それにしても、今日は楽しかったわよねー。……ちょっと騒動はあったけど」
「そうだなー。海で目一杯遊んで楽しかった。……まぁ、騒動はあったけど」
「そうですわね。わたくしも思いっきり泳げて楽しかったですわ。……騒動はありましたけれど」
「何でそこで皆して僕を見るの?」
「「何となく」」
「何となくですわ」
色々と噛みしめるように呟くヘルミーネ、クーレッシュ、イレイシア。その三人が揃って最後に付け加えた言葉と、流れるように自分へと向けられた視線に、悠利は思わず疑問を口にした。それに対する返答は揃っていた。
今回は、別に悠利が騒動を起こしたわけではない。ただ、騒動をちょっと普通と違う形で終息させたのが悠利だったというだけだ。その方法が色々とアレだったので、思い出すと遠い目をしたくなる三人なのだった。
賑やかに食事をしている見習い組とレレイの攻防戦に混ざることなく、彼らはそのまま雑談にシフトする。食事は続けているが、比較的のんびりとした空気が流れていた。……早い話が、一通り食べてお腹が落ち着いてきたのだ。
「そういえば、そっちのお風呂はどんな感じだったの?こっちは海が見える露天風呂があったわ!」
「それならこっちもあったぜ。上下なだけで同じ間取りなんじゃないか?」
「確かにそうかも」
ヘルミーネの問いかけに、クーレッシュがさらりと答える。この宿は大浴場が人気で、女性用が三階、男性用が二階に存在している。どちらも浴槽は海に面しており、露天風呂に入りながら広大な海を見ることが出来る。素晴らしいオーシャンビューだった。
特別変わった大浴場ではなかったので、悠利もイレイシアも特に口を挟まない。脱衣所と洗い場と内湯と露天風呂という構造だ。目玉と言えるのはやはり海が見える露天風呂だろう。だからこそ女性風呂と男性風呂を同じ間取りで造り、海が見えるようにしてあるのだ。
海でさんざん遊んだ後に入るお風呂は気持ち良かった。潮風でごわごわになった髪も、べたべたしていた肌も、全てすっきり綺麗になっている。温泉ではない普通のお湯だったが、それでもやはり大きなお風呂や露天風呂というだけで気分は上がるのだった。
「そういえば、お風呂は気持ち良かったんだけど、皆は日焼け大丈夫だった?僕、結構焼けちゃってヒリヒリするんだけど。水はともかくお湯はしみて痛かった……」
「あー、俺も結構痛い。特に、水面に出てた首とか腕とかが焼けた気がする」
「私も痛い……。これ絶対しばらく痛いよねー」
悠利の言葉に続くように、クーレッシュとヘルミーネも呟いた。目に見えて解るほど真っ黒になっているわけではないが、水着と肌の境目を確かめれば全員赤くなっている。うっかり油断してしまったが、海はどうやら太陽の光を反射するのか、思っていた以上に日焼けしてしまったのだ。
普段の外出ならば服を着たり帽子を被ったりして対処できるが、海で遊ぶ場合は水着しか着ていないのでなかなか難しい。日焼け止めを探しておけば良かったと思う悠利だった。お洒落がどうのとか、美白がどうのという話ではない。火傷みたいなものなので、痛いのが嫌なだけである。
そんな三人の会話を聞きながら、イレイシアは何も言わずに黙々とお刺身を食べていた。上品な仕草で食べる姿は美しいが、何で黙ってるんだろうと視線を向ける三人。その視線に耐えきれなかったのか、イレイシアは困ったように眉を下げながら口を開いた。
「申し訳ありません。わたくしは人魚ですから日焼けとは無縁なのです」
「「え」」
「少なくとも、わたくしの一族はどれだけ太陽を浴びても日焼けすることはありませんわ。その代わり、皆様よりも水分を失いやすいのですけれど」
「え?イレイス、日焼けしないの?その綺麗な真っ白の肌、日焼け対策しなくて維持されるものなの?」
「え、えぇ、そうですけれど……。あの、ヘルミーネさん?」
イレイシアの告白に、三人は呆気に取られた。言われて視線を向けてみれば、イレイシアの美しい肌はどこも赤くなっていない。誰より長く海にいたはずなのに、ちっとも色が変わっていないのだ。衝撃の新事実だった。
その内容を聞いて、ヘルミーネはぐいと身を乗り出して問いかける。向かい側に座るイレイシアの顔をよく見ようとしているのか、テーブルの上の皿を避けるように手をついている。困惑しつつも答えるイレイシアの前で、ヘルミーネが真顔のまま沈黙した。
そして――。
「やだー!何それズールーイー!!」
「ヘルミーネ、待て、落ち着け!」
「ストップ、ストーップ!」
年頃の乙女として色々許せなかったらしいヘルミーネが叫ぶ。身を乗り出した勢いのままイレイシアに近付こうとするのを、クーレッシュと悠利が必死に止めた。横からクーレッシュが確保し、悠利が正面から押し返す。イレイシアは驚きのあまり固まっていた。
二人に宥められてもまだ納得が出来ないのか、ヘルミーネはぶつぶつと呟いている。イレイシアは透き通るような美しい肌をしているので、乙女の憧れでもあるのだ。なので、それが日焼け対策をまったくしなくても維持されていると知って、色々感情が爆発したらしい。
女子って怖いなと小さく呟いたのはクーレッシュだった。彼も日焼けをして肌が痛いのは好きじゃないが、美白に賭ける女子の情熱は別次元だった。悠利は脳裏に日焼け止め対策を必死にしていた母親達を思い描き、「女性はそういうものなんだよ」と答えた。
勿論、全ての女性が美白にこだわるわけではない。健康的に日に焼けた肌の方が好きという女性もいるだろう。ただ、そういう女性達もスキンケアや過度の日焼け予防はしているので、美しい肌を保つための女性の情熱はかなり凄いのだ。
「同じ女子でもあいつは気にしてないみたいだけどな」
「レレイの場合、元々日焼けしてるしね」
「まぁな」
クーレッシュが示したのは、見習い組と一緒に食べ物争奪戦を繰り広げているレレイである。正確には、レレイ相手に見習い組が善戦しているというところだろうか。大食漢のレレイと張り合えるのはウルグスぐらいなのだ。正しくは、ウルグスでも負ける。レレイの胃袋は強かった。
そんなレレイは、ヘルミーネと違って日焼けをまったく気にしていなかった。彼女もちゃんと日焼けをしていたのだが、それほど痛がってはいないし、嫌がってもいない。体質の違いもあるのか、元々健康的に日に焼けていたから他の面々より平気だったのかは、悠利達には解らないが。
「ヤック達も焼けてるけど、あんまり気にしてない感じかな」
「まぁ、男だしな。日焼けすることは気にしてないだろ。お湯が痛かったのは辛いけど」
「アレは辛いよね」
「せっかくの大浴場に入りたいのに、覚悟が必要だったよな」
「うん」
大真面目な顔で頷き合う悠利とクーレッシュ。別に風呂の温度が高かったわけではないのだが、日焼けしたばかりの彼らの皮膚にはちょっとばかり厳しかったのだ。日焼けは火傷と同じなので、お湯は痛いのだ。
「そういえば、マグも色が白いけど、日焼け大丈夫なのかな?」
「どういう意味だ?」
「色が白い人って、日焼けしても黒くならなくて、赤くなるだけなこともあるんだって」
「赤くなるだけって、つまり」
「皮膚が弱いから火傷みたいになってる感じ?」
悠利の説明を受けて、クーレッシュ、ヘルミーネ、イレイシアの三人は視線をマグに向ける。黙々とスープを飲んでいるマグは、彼らの視線に気付いたのかちらりとこちらを見たが、すぐに食事に戻った。ちなみにマグが飲んでいるのはあおさのスープである。一人で鍋の中身をどんどん減らしている。
確かにあおさのスープは美味しかった。海藻の旨味がぎゅっと凝縮されているだけでなく、どうやら他の料理に使った魚のアラなどで出汁を取っているようなのだ。調味料はシンプルに塩や酒ぐらいなのだが、素材の旨味が出ていて大変美味しかった。悠利達も美味しくいただいている。
「大丈夫そうじゃね?」
「そうみたいだね」
それなら良かったと悠利が呟いたのとほぼ同時に、マグが隣に座るカミールの肘が当たった瞬間にピクッと動いた。それはぶつかったことに対する反応というよりは、痛みを堪えるような何かだった。
「……アレ?」
「……もしかして、顔に出てないだけか?」
「マグならあり得るかも……」
クーレッシュの考えに同意を示して、悠利は席を立つ。マグは隠すのが上手というか顔に出ないので、もしも何か不都合が生じているのならば聞いておいた方が良いと思ったのだ。日焼けも程度がひどければ処置が必要になるので。
「マグ、日焼けひどかったりする?」
「……?」
「日焼けは火傷みたいなものだから、ひどかったら処置が必要かなって」
「……不要」
「ウルグス、本当?」
「何で俺に聞くんだよ……」
「だって、マグって素直に答えてくれないし」
悠利に問われたウルグスは面倒そうにぼやく。しかし、マグは基本的に自分の不調に関して説明をしてくれないところがあるので、通訳担当のウルグスに聞くのが一番早いと思ってしまうのだ。なお、マグが不調を隠すのは知られたくないとかではなく、マグ基準でそれが不調ではないからだ。基本的に、死ななければ大丈夫とか思っている困った子なので。
問われたウルグスは、しばらく考えた末に答えた。
「俺らよりは日焼けしてるっぽいけど、別にそこまでひどくなかったと思うぞ。なぁ、カミール?」
「んー。元が白いから赤かったけど、着替えたり風呂入ったり普通にしてたし大丈夫だと思うけど」
「マグ、怪我したときみたいには、なってないんだろ?」
「……諾」
「大丈夫っぽい」
「そっか。良かった。ありがとう。ご飯の邪魔してごめんね」
これで一安心だと悠利は胸をなで下ろし、席に戻る。その途中、話の間も延々と食事を続けているレレイを見て、胃袋どうなってるのかなぁと思った。彼女の目の前には空っぽの食器が積み上げられていた。海で遊んでお腹が減っているらしい。
心配事が解決したので、食事に戻る悠利。皆と喋っている間にまた少しお腹が減ったので、目の前の美味しそうな料理を堪能しようと思ったのだ。
海の幸をふんだんに使った料理は、どれもこれもが美味しそうで困ってしまう。魚介のパスタに、シンプルな魚の塩焼き。悠利とイレイシア用に用意されたお刺身の盛り合わせに、炙った魚と野菜にチーズを載せて焼いたものや、様々な味の魚肉ソーセージの盛り合わせもある。
とりあえず、美味しい刺身を口に運びつつ、豪華な晩ご飯に舌鼓を打つ悠利。周りの仲間達も同じように幸せそうな顔をしてご飯を食べている。美味しいはやはり強かった。
「そういえばイレイス、あの二人どうなったの?」
もぐもぐとデザートのフルーツ盛り合わせに手を伸ばしていたヘルミーネが、思い出したと言いたげにイレイシアに問いかけた。その問いかけだけで何を聞いているのか解ったのか、イレイシアはにっこりと微笑んだ。
「レレイさんもマグも、もう立派に泳げますわ。きっと、皆様と同じぐらいに」
「早くない!?」
「マジか。結局あいつが泳いでるところ見てないから知らなかったけど、そんな早く上達するもんなのか?」
「まぁ確かに、レレイもマグも、別に水を怖がってたわけでも浮けなかったわけでもないもんね」
イレイシアの返答に驚愕の声を上げるヘルミーネとクーレッシュ。その二人と同じように驚きつつも、練習をしていた二人の姿を思い描いて悠利は呟いた。
そう、レレイもマグも、泳いだことがないから泳げなかっただけなのだ。元々の身体能力は高い彼らである。イレイシアの教え方も良かったのか、一日でコツを掴んだ。皆に見せることはなかったが、ヤック達が競争をしていたのと同じぐらいの距離は楽勝で泳げるようになっているのだ。恐るべし。
「むぅ。水泳ならレレイに勝てるかと思ったのに、これじゃ無理じゃない……」
「まぁ、泳げるようになったのは良いことだろ」
「そうだけどー」
ぷぅと頬を膨らませるヘルミーネ。基本的に身体能力でレレイに勝てないので、数少ない勝てる要素を発見したと思ったらしい。残念ながら短い天下だった。
そんなヘルミーネを見て、悠利達は小さく笑った。笑ってはいけないと思うのだが、何だかヘルミーネの行動が小さな子供みたいでひどく可愛く見えたのだ。そんな悠利達に、笑わないでよとヘルミーネはふてくされる。その姿もまた、随分と可愛いのだった。
美味しい食事を満喫した一同は、昼間の疲れもあってかその日はベッドに入ってすぐに熟睡するのでした。楽しい休暇を満喫したようです。
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