第12話 冒険者に…
「討伐していただくモンスターは泥人形です」
「泥人形ですか?」
「はい、一体倒せば合格です」
泥人形? どっかで聞いたような……思い出せない
てか泥で出来た人形なんだよな……
「泥人形は魔法で凍らせれば簡単に倒せるモンスターです。例え、氷魔法を使えなかったとしても簡単に倒せるはずです」
ふむふむ
「この試験を合格できなかった方はおりませんが……これは試験だと言うことを理解してください」
なんか受付嬢ちゃんは真剣な顔で語る……その目力に耐えられないので谷間を見る
「……はい! わかりました」
「ではちょっと待ってください……」
受付嬢ちゃんは奥の方に引っ込み何か持って来た……ロングスカートかよ……でもいい♪
「……これは?」
受付嬢ちゃんが机の上に並べたのは……
瓶に入った黄緑の液体一本と袋、剣があった
「これは最初の時だけ支給されるものです、他はもうあなたのものですが、剣は貴方がいらなくなったら返してもらいます」
おお! こういうの支給してくれるとか凄くね? 武器とかそういうのって買わなきゃなーとか思ってたのに
「試験に期間はありませんので出来る時にしてもらっても構いません、まだ冒険者登録されてないのでクエストを受けることはできませんので注意してください」
まっ、それはそうか冒険者でもないのにクエストを受けれたらなる意味無いよな……
でも、タプ稼ぎどうすればいいの?
「冒険者登録されてない方は、クエストを受けれないですが討伐したモンスターや薬草などをギルドに持ち込んでいただければ元の半額で買い取ります」
おお、まだ説明続いてた。クエストを受けれないけど持ち込めば買取してくれると……
半額で……
「なので早めに試験を合格された方がよろしいかと」
そうだな! はやくなりたいぜぇ!
「冒険者になられましたら、ちゃんとした説明がありますので、これで以上になります」
まだなってないからしないということか……
「……ありがとうございました」
「……それとなんですが?」
ん? まだ続きあるのかな?
「ギルドにはシャワーも完備してあり、5銅タプでご利用できますが……使用されますか?」
ヘ〜〜シャワーあるのか使いたかったけど……
「……すみませんタプないので……これで失礼します」
「……ご利用ありがとうございました」
なんとなくだが……シャワー勧められたのっておれが臭いという意味なんだろ?
だって俺だぜ………はぁ
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