天球儀の極北
1
戯れで
世界が一日止まるなら
今日を止めたい初デートの夜
夏祭り
観たこともない シアワセな
映画のようだと笑ったね
恋 噂
だけじゃないんだ社会とか
どうでもよくなく 女性は荒れ野へ
おんなには
たとえバカだとわかっていても
やらなきゃならないときがある
泣かないで
許してくれとはいわないが
駆け去る背中で 謝る夕暮れ
指切りを
してよね誰も恨まないでね
いつでも笑っていてねさよなら
絶望で
真っ暗闇の世界でて
さかさま広場をはしゃいで探そう
2
最愛の
出逢いの瞬間 振り返る
ありふれた日々に初めての人
魂が
痛み 苦しみ 病み 震え
見捨てたくても 守る プライド
お別れと
最後の嘘は 大丈夫
涙こらえて 伝えてみるから
弱音のあと
両手両足大きな動作で
前と上みて 歩く 気高く
抜け出す地
実弾こめたリボルバー
しがらむぬかるみ打ち抜き駆け行く
凪の海
ぬるめにしずんた難破船
翔べよ 極北 天球儀の果て
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