ミドルシーン2-5
再びの嵐の中。
海原は全てを拒む峻険な山脈のごときうねりを持って君たちを迎える。
風と雷と波の爆音が行き交う世界を突き進む。
突如、船がアラートを鳴らす!
<<WARNING!!>>
A HUGE OVERED
GREAT THING
IS APPROACHING FAST
煙る視界の向こう、距離感さえ狂う程の巨影が迫ってくる!
グレートシングは<イオノクラフト>を使用。
その巨体を浮かせ、飛行を開始した!
「追い掛けるぞぉ!!!! 落ちるなよぉ!!!!」ビイハブ船長が叫ぶ!!
ビイハブ船長も<イオノクラフト>を使用。
船体を宙に浮かべ、雷雲の中を追跡する!!
───そして。
不意に眩い光に照らされる。
雷ではない、太陽の光だ。
君たちは雷雲の上、雲海に浮かんでいた。
眼前に待ち構えていたのはその姿を白日の元に曝した戦艦クジラ、グレートシング。
「ギュイイイィィイィイイイ!!!!」
金属質な叫びと共に奴が襲いかかる!!
衝動判定!
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