#7 恋
「暁月、相談があるんだ。」
「どうしたんだ。」
藍澤が相談とか珍しい。
明日は雨でも降るんじゃないか。
「............『明日は雨でも降るんじゃないか』とか思ってるでしょ。」
なんでバレたんだ。
「まあいい。月菜といると胸がキューっと締め付けられたみたいになるんだ。」
これは.........
「.......これは『恋』か?」
間違いなく恋だ。
「いいや違うと思うぞ。」
「そうかなら『よかった。』」
『よかった』?どうゆうことだ。
「それだけか。ならもういいか?そろそろ寝されてくれ。」
「あともうちょっとだけ!」
「はしゃぎすぎだ。」
明日休みだからお泊まり会してるけどさすがに眠い。
「僕はもう寝る!」
「えー。
≪オヤスミ。カナタクン。≫」
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