眠り月に祈りの華を
壱闇 噤
第0話《寓話に酔いて》
とおい、昔の話──
曰く、『月には不思議な魔力がある』。
曰く、『月には闇を討ち払う力がある』。
曰く、『月には愛しき人が映る』。
曰く、『月には予期せぬ出来事を教える事がある』。
曰く、曰く、曰く、曰く、曰く──……。
全ては絵空事の一環だったのかもしれない。
けれど、もしも本当の事ならば…?
まだ誰もその意味に気付くものは、まだまだ昔も今も存在せぬ……──
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます