えー、実家の自営業が廃業になった後、バイトを始めたんですが…

一か月で退職しました。理由は社内に「やればできる！与えられた仕事は成長のチャンス！怠惰は悪だ！」といった標語がギッシリ貼ってあったからです。

…健康の危機を感じました。まだちょっと調子不安定ですが、まあ何とか生きてます。

いま無職ですが、何年かぶりに小説を書こう・読もうといった気分になったので、パソコンを立ち上げています。

何か書くかも知れませんし、書けないかも知れません。情けないヤツです、ごめんなさい。

創作とは関係ありませんが、先日「刑事コロンボ」を見ました。

殺人事件の目撃者である女性が、大金持ちの犯人にデートに誘われ、ついには証言を撤回してしまうという筋書きでした。

しかしコロンボの頭脳は小さな証拠すら見逃すことはなく、犯人はつかまるわけですが…

本作を見ていて気になったのは、犯人ではなく目撃者の女性のほうです。

年齢は40歳手前。バツイチ、子どもなし。母とはイマイチ仲が良くない。

子供の頃は「なんでこのオバサン、犯人を好きになっちゃうんだろう？」と不思議だったんですが、今なら分かります。

彼女にとっては、天が与えたチャンスだったんですね。

今と違って昔のドラマです、mixiもない、インスタもない、孤独な中年女性ですよ。

それが年上のオジサンに（※この年齢差がミソです！）デートに誘われるわけです。おそらく、入ったこともない高級なバーで、お酒と食事を頂くわけです。

夢みたいな経験ですよ。若干引け目を感じるかも知れませんが、そこは相手のほうが年上だという事実が効いてきます。

きっと自分に「これは取引だ、自分には若さという財産があるのだ」と思い込んだのでしょう。

だからって利己的な殺人犯とお付き合いするのは良いことではありません。

…そう、履歴書が白紙でも働けるブラックバイトのように。

皆さん、付き合う相手はちゃんと選んで、自分に適切な報酬が戻ってくるようにしましょうね（何かを悟った目）。

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