第12話 鈍感でも小説はかける?

第12話 鈍感でも小説は書ける?

「へぇ、これが海か。見たよ、もう帰ろう」


これ、俺が三才のときに言ったんだそうです。

母は『息子に初めて海を見せられる』と喜んでいたのに、俺が無感動だったため『私は育て方を間違えたのだろうか?』と泣いたそうです。


母さん、間違ってないよ。ヤバイのは俺の頭のほうだよ。


そんなこんなで今日は「鈍感でも小説は書けるか?」をテーマにしたいと思います。

つーか、近況報告はカクヨム内の別ページで出来たのね……

鈍感な俺は今さら気づき、でも当コーナーを閉鎖するには忍びなく。

格好つけに日記を書こうと思った次第です。


結論から言うと、鈍感で、人の気持ちに気づかず、良い歳なのにパートナーいなくても小説は書けます。

上質なものが書けるかは分かりません。まだ未熟者ですゆえ。

でも、ただ書くだけならいけますし、趣味でやってる分には問題ないと思います。


問題は読むほうですね。まず精神の持病で、文字を読むのが苦手という体質の問題があり。

それを我慢して、つっかえながら本を読んだあとに何の感想もわいてこないとき、とても絶望します。

おそらく感動のアンテナが数mmずれて立っているのでしょう。


もしかしたら、俺の持病は成人してからのものではなく、あの海を見に行った日から続いているのかも知れません。

鈍感なので、いつの間にか他人を怒らせているかも知れません。

でも、そこは皆さんの理解力に「甘える」ことにしています。

『俺が書いた話は面白いでしょ?分かってくらるでしょ?』

……図々しいですよね。でもそう思わないと、やっていられません。


もしかしたら、自分は作家に向いていないのかも知れない。

こう考えることは、とても怖いことです。

でも同時に「だからって創作することを禁じられてはいない」と思うのです。

両方の可能性から目をそらすことなく、自分の生き方を決めていきたいと思います。


……エッセイって、こんな感じで良いのでしょうか。

あと近況報告は、ここと近況コーナーのどっちでやるのが良いでしょうか。

軽率にご意見・ご感想など書いて頂ければ幸いです。


それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました。

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