兵法の拡張
二天一流は、太刀と小太刀を使って太陽(影響力)と月(多様性)を一つにする流派です。
二天、のもうひとつの天(世界)という意味は、二刀の和合や逆転の結果、その人の世界(選択の可能性)が広がることを言います。
だから、活人剣や無刀といった個別戦闘方法論や精神論ではないようです。
最後は敵をも包み込んでしまう兵法の拡張(繁栄)という指向性を備えた戦闘が二天一流。
そしてこれを教える五輪書は、万民を育て治めるための教育倫理=政治の教本だと解釈しています。
以下、いわゆる兵法の考え方についてFacebookで投稿したことをアトランダムに記します。
脚を捨て
丹を捨てず
敵を騙さず
己を騙す
己の存在感を殺す事で結果的に敵が騙される。
でも敵を騙そうとすると我が勝ってしまい敵に斬られてしまう。
三つの受けも待つ心ではその真意に到達できません。
受けというものは、「よし受けてやろう!」と思った時点で既に体勢を崩されて居ます。格闘技やられている人は常識だと思います。こういった事が何故多くの人が理解できないかと申しますと、「格闘技と武道は違うから」と毛嫌いする節があるので、体験するに至らない為です。
勿論違うのですが、ルールの上で守られる事によって得られる知識というのは非常に大切だと思います。
皆さんが誤解されている「受け」というのは我々から観ると単に「神経反射で騙された」つまり崩れてしまった状態なんですよね。
突くように撃つ
突くように巻く
歩みを止めずに撃ち続ける
打たれるのを待ってはいけない
だが打たれに行ってはいけない
電脳具足『雷鳴ψ』は撃つための練習です。
撃つというのは確実に目標に届かせる事です。
当てる練習ではありません。当てるというのは偶々当たったことも含め何かに接触した状態です。
撃つというのはとても難しいです。狙ったところに届かないと達成した事にはなりません。でもこれはゴルフのような達成感があると思います。(ゴルフも撃つものですね!)
「撃ち抜く」ことは、とても大切です。
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