灼熱を抱いて

マグマのような灼熱を抱いて

愛しい人へと身を投げる

共に焼け爛れて燃え堕ちたい

地獄の業火の愛憎に


熔け行く想いが生み出す

深まる焔の色をに映し

求め合う先に拡がる夢幻を

手を取り合って航りたい


夜もなく昼もなく

光なく闇もない

ただ、二人きりの混沌に

ゆらゆらと漂い戯れて


行き着く場所を知らぬまま

爛れながら堕ちていきたい




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