彼方の空へ

乱れる心を蹴散らして

走って行きたかった

どこまでも


行き着ける場所が無くても

声の限りに叫びながら

走って行きたかったんだ

何処へとも


がむしゃらに

闇雲に

滅茶苦茶に

息を切らして


それで心臓が止まっても

構わなかったんだよ

あの空の向こうまで

私は駆け抜けたんだから



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