ひとりごと

ゆらゆらと微睡みながら

流れる雲を時折目で追う

窓際近くに寝転がっては

おひさまを浴びている私


あなたの大きな手が額に

ふわりと触れて髪をすく

大丈夫かと尋ねられれば

私は黙って頷き少し笑う


いつ死んでも良かったの

あなたに出逢う前の私は

今は死にたくないと願う

あなたの為に自分の為に


少しずつ蝕まれる命でも

まだまだ生きていいよね

あなたを見送る約束の為

頑張れ心臓わたしと呟いてみる

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