ちょっと待って、全然わからない。なにを書いても、ひとりにも読んでもらえないって、どういうこと。 ここは、大都会の孤独の万華鏡?
第5話 それでも私は、好きよ好きよとしか言えないから、ここでも、どこでも、いつでも、いつまでも、好きよ好きよ好きよ好きよ、と言い続けるの。あなた。あなた、って、YOUのことですよ。マイダーリン。
第5話 それでも私は、好きよ好きよとしか言えないから、ここでも、どこでも、いつでも、いつまでも、好きよ好きよ好きよ好きよ、と言い続けるの。あなた。あなた、って、YOUのことですよ。マイダーリン。
『絶対に、その名前で、呼ばないで。』
いやーッ!
いやよ、お願い、そんな名前で、
よばないで。
そもそも、貴女、じゃない、
貴女がそんなにストレス抱えるから、
私、うまれたんだよ?
なのに、私に、謝りもしないでさ、
(うんであげたんだから、感謝しろとでも
言うつもり?)
ストレス系の名前つけてさ、
ちょっと、酷いわ。
なんで、そうなの?
ねぇ、お風呂って、気持ちいいの?
貴女、幸せそうに、はなうたなんて歌って
ふ、ふ、ふーん、ふん♪♪
から、
ラ、ラ、ラーン、ラン♪♪
へ、
明るく、陽気な、曲調に変わるね?
とおっても、幸せそうな顔してるんだね?
私を、吐き出したから?
それがさだめなら、
受け入れるつもりはあったわ。
私は、そういうものだから。
でも、貴女、
私を放り出したら、あとは幸せになり、
私に見向きもしないのね?
2度とみたくもないもんね。
つらいけど、
それは、つらいけれどね、
それもガマンするわ。
ただ、その名前だけは、止めて。
やめてよ、受け入れられないわ。
どうしても、その名前つけるってんなら、
私、ダメだかんね。
(ストレスたまりのすけ、って!)
1度でも、ダメ、ダメだかんね!
貴女に、そっくりそのまま、
お返しさせて、
頂きますから。
このストレス!
私、責任、もちませんから。
絶ーッ対ッ、イヤだかんね!
その名前!
1度でも呼んだら、オシマイよ。
そこんとこ、よーくわきまえて、
私に接しなさいよね。
私が、ガマン、してあげてるんだからね。
私がガマン止めたら、
貴女、
ストレスまみれだよ、
わかってんだろうね?
そこんとこ、
ほんと、それだけは、ちゃーんと
考えた方がいいわよ?
てか、ぜってー、呼ぶな、
ぜってー、だよ!
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