キミへの想い

ささざき けいいち

第1話

僕は今年48になる。

人生の半分くらいは

生きたと思う。


僕の父親は

認知症になって

記憶が曖昧になり

周りにはとても

迷惑をかけてた。


そんな状況になったら

どう思うのだろう。

そんな父親を見て

自分もこのように

記憶がなくなり

過去のことなのか

今のことなのか

わからなくなる…

そんな日がいずれ

やってくる…。


そう思うと

怖くて怖くて。


今はまだ

大丈夫。

今だからこそ

間違えずに

記録することが

できるはず。


これから書くことは

そんな僕の記憶の

記録なんだ。

さぁ始めよう。

うまく書けるだろうか。



僕なりの終活。




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