第4話「黒騎士」

「はぁー、今日は疲れたな〜」

まぁしょうがないと僕は思う。

なぜならあんな変な転校生が来たからだ。

「おい、お前そんなんで疲れてんのか?」

なにか聞いたことのあるような声。

「って、なんでいるの!直井くん!」

僕はびっくりした。

なぜなら今まで直井くんのことを考えていたからだ。

「なんでってマイハウスはこの道からしか行けないからな。そんなことよりダーク・レイン、今度俺のアジトにこないか?」

僕は恥ずかしかった。

「ちょっと直井くん!その呼び方やめてよ!」

僕はこの人とは絶対に合わないと確信した。

「お前今日のやつを見たせいで俺のことを黒騎士だと思ってないな。まぁ見てろ、ブラックサンダークラッシュ!!」

ドゴーン!!!!

それは雷のように激しく、ブラックホールのように黒かった...

まぁブラックホールなんて見たことないんだけど。

とりあえず、見直したということに違いない。

「な、なんでさっきはできなかったのにできるの?」

僕は驚きながら言う。

「お前はバカだな、あんなところでこれをやると民間人に迷惑だろ。そして気づいただろ、俺が.....本物の黒騎士だということに!」

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